メルオン

来年、医学部に合格するために

大阪医科大学と関西医科大学の後期試験の合格発表が終わり、
2015年度の私立医学部入試も繰り上げ合格を待っている受験者が
いらっしゃるものの、ほぼ終わりを迎えようとしています。

このタイミングで進学先が決まり、ご挨拶に来て下さる生徒や
親御さんもいらっしゃいます。また、学年末試験を終えて
メルリックスに顔を出してくれる元生徒達もいます。先日は、
進学先を迷っていましたが東京慈恵会医科大学に進学する
ことに決めた生徒とお母様、日本大学医学部に進学する生徒と
お母様そして、高卒認定ながら1年で医学部2校に合格し、
近畿大学医学部に進学した昨年の生徒の3組がメルリックスに
来てくれました。

3人の医学部合格者と話をしていて、いくつかの共通点を感じました。

その一つが「絶対に医者になるという強い気持ち」です。

慈恵医大に進学する生徒は、小さい頃から大学付属で育ち、
受験とは無縁の生活を送っていました。ほぼ全員がエスカレーターで
大学へ行き受験勉強とは、ほど遠い高校で高校2年になって
医学部進学を決めたものの、現役での医学部合格には間に
合いませんでした。高校の同級生がみんな内部推薦で大学へ行っても
「自分は医学部へ行く」という意思をまげず、1年頑張りました。
同級生が大学生活を楽しんでいる中、受験勉強を続けられたのは、
医者になるという強い気持ちがあってこそだと感じました。

2つの大学のどちらに進学するか迷っていたのですが、結論を出し
報告に来てくれ理由も話してくれましたが、医師になってからのことまで
良く考えていて驚きました。

日本大学医学部へ進学する生徒は実は、メルリックスで1年では
医学部に行けませんでした。入試への仕上げの時期にメルリックスの
個別授業を受講し、翌年からクラス生としてメルリックスで勉強をして、
クラス生2年目の今年、医学部に合格してくれました。多浪生でしたが
本人も伸びを感じていたようで「何年かかっても絶対あきらめない」という
気持ちを持っていました。

高卒認定から近畿大学医学部へ進学した昨年の生徒は、高校受験に
失敗し、進学した高校を半年もしないうちに辞め、アルバイトをしていましたが
「このままではダメだ」と自分で高卒認定を取って、メルリックスに来てくれました。
彼の口ぐせは「人生を変えたいんです」でした。高校に半年も行っていなかった
ところから1年で医学部合格です。先生方が彼のためのプログラムを考えてくれ、
それが完璧だったとは思いますが、1年で医学部合格という結果は本人の
「人生を変える。そのために医学部へ行く」という強い気持ちがあってこそです。

「自分には本当に医学部しかないのか」
「こんなところで負けていられないと本当に思っているのか」
まずは、自分の心を確認して下さい。医学部入試は高い高い壁です。
それを超えて行くには「何が何でも」という強い気持ちが必要だと思います。

3人の共通点は、まだあると感じました。明日は、「その人に合った勉強の必要性」
についてお伝えします。