医学部の情報を読み解く

医学部入試の合格発表が続き、補欠となられた医学部受験生の方々は、
気を揉む日々ではないでしょうか?

医学部入試で補欠から繰り上げ合格になるタイミングの
一つのポイントが「入試手続締切日」です。

正規合格された医学部受験生の皆さんが、
指定された期日までに入学手続きを行うのですが、複数校に合格された
方は全ての医学部に入学手続きをする訳ではありません

ですから、大学としては入学手続き日を過ぎて、
合格者のうち手続きをした人数を確認して、合格者を追加する必要
があると判断すると補欠者の中から繰り合格者を決める訳です。
昭和大学医学部のように、合格発表の翌日に繰り上げ合格の通知が
届く大学もありますが、基本的に正規合格者の
入学手続き締切日以降に繰り上げ合格者が出るケースが多いのが現状です

一昨日は、岩手医科大学医学部26名の繰り上げ合格者が発表されました。
その合格者の中に、実力はあるのに繊細で
本番で力が出せないタイプの生徒の名前がありました。
よく頑張っていただけに、こちらもうれしくなりました。

また、もう一人の繰り上げ合格となった釣り好きの生徒は
「これから上州屋に行ってきます」とうれしそうに言っていたようです。
上州屋というのは、釣り道具屋で、医学部に合格するまで釣りを
封印していた彼は早速釣りに行ったようです。

一昨日、その釣り好きで岩手医科大学に繰り上げ合格した生徒が
メルリックスに合格の報告に来た時に、同じ寮でまだ合格が
決まっていない生徒がメルリックスで自習をしていましたが、
自分のことのように「おめでとう!!」と報告に来た生徒に
言っていたと聞きました。
そして昨日「おめでとう」と言っていた生徒のところに
北里大学医学部から吉報が届きました。

メルリックスで自習をしていたのですが、興奮した表情で「北里来ました!!」
と報告に来てくれました。実家に電報が届いたとのことです。
今でも電報が使われることがあるのですね。

と、このブログを書いているところにその生徒から
聖マリ、正規でした」と電話がありました。
頑張る人のところには、いい知らせが続きますね。

ところで、2月13日付の「東京女子医科大学の補欠」の中で女子医の
今年の正規合格者を100名としていましたが、正確には
109名でした。訂正してお詫び致します。

医学部入試情報は正確さが最重要ですが、
誤った数値をお伝えして大変申し訳ありませんでした。
2月13日付のブログは修正させていただきましたが、
後この様なことのないよう一層、注意してまいります。

尚、正規合格者数の誤りをご指摘下さった読者の方々本当にありがとうございました。