医学部の情報を読み解く

今年度の私立医学部志願状況をお伝えします。
詳しくはメルリックス学院のホームページをご覧下さい。
http://www.melurix.co.jp/pdf/HPnyushi14(i).pdf

杏林大学医学部の志願者数が確定しました。
前年を645人上回る2,770人が杏林大学医学部に出願しました。
前年比30.4%増です。

昨年の杏林大学医学部の1次試験は
岩手医科大学医学部、兵庫医科大学の1次試験と重なっていました。
また、首都圏の医学部の1次試験は
東邦大学医学部、杏林大学医学部、順天堂大学医学部
順番で行われましたが、
今年は順天堂大学医学部、杏林大学医学部、北里大学医学部
順番になりました。

昨年は、杏林大学医学部1次試験の翌日が
順天堂大学医学部の1次試験日で、
順天堂大学医学部に狙いを定めている受験生は
前日の杏林大学医学部の受験を控える動きもあったと考えられますが
今年は順番が逆になりました。
これらのことが杏林大学医学部の志願者増に影響していると考えられます。

福岡大学医学部の志願者も確定しました。
前年を418人下回り志願者2,414人でした。
前年比14.8%減です。

※福岡大学医学部は1月27日付で志願者数が確定し、
一般入試は前年比9人増の2,841人、センター利用入試は813人となりました。
訂正してお詫びいたします。

福岡大学医学部は1次試験日が、
日本医科大学、東海大学医学部(2日目)、帝京大学医学部(1日目)と重なりました
昨年の福岡大学医学部の1次試験は帝京大学医学部の試験と重なっただけでしたが、
今年は4大学が重複しましたのでその影響があったと言えるでしょう。

また、福岡大学医学部は今年からセンター試験利用入試を導入したことで
一般入試の定員が5名減りました。このことも影響しているかもしれません。