医学部の情報を読み解く

東京医科大学の数学は手強い(2020-01-31)

明日は東京医科大学、日本大学医学部・歯学部
のN方式、久留米大学医学部の試験日です。

東京医科大学の志願者数については1月27日
のこのブログで「東京医科大学、志願者倍増も」
というタイトルで取り上げました。

東京医科大学の志願者は、昨年の志願者のほぼ
2倍となりましたが、募集人員も同じように、
ほぼ2倍になりましたので、受験生の皆さんは
心配する必要はありません。

東京医科大学の1次試験の配点は英語、数学、
理科2科目のいずれも、1科目100点で同じ比
重です。また、試験時間も1科目60分(理科
は2科目120分)と同じ試験時間になります。

東京医科大学の入試で気を付けることは「試験
時間が短い」です。英語も数学も60分で解か
なければなりません。全問を解かなければなら
ないわけではありませんが、60分の試験時間を
どう使うのかの巧拙は、試験結果にダイレクト
に影響するでしょう。

東京医科大学の数学は、ここ2年受験生にとっ
ては「手強い」と感じる数学だったのではない
でしょうか。

私立医学部入試でよくある問題だけでなく、
応用力や思考力を必要とする問題も出題されて
います。計算量も多く、試験時間に余裕はない
でしょう。

東京医科大学の過去問を使って、東京医科大学
の数学で、試験時間60分の中で自分が最も高
い点を取る試験の受け方を考えておくといいと
思います。基本は「取れるところで確実に」で
す。

東京医科大学の英語は、毎年同じ出題内容が続
いていますので試験対策は立てやすいでしょう。
今年から一部記述式になりますが、大きく傾向
が変わるとは思えません。長文問題での内容真
偽は、選択肢が多く戸惑うかもしれませんので、
過去問で慣れておくといいでしょう。

空所補充の長文問題も、東京医科大学の問題に
慣れておくとスムーズに解けると思います。

東京医科大学の化学では、1問目の正しい文章
を選ぶ問題で迷うと多くの時間を取られてしま
います。ここで使う時間を自分なりに決めてお
く、後回しにするなど第1問への対処法を事前
に考えておくといいと思います。

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