医学部推薦入試

東京医科大学推薦は小論文、面接が合否を分けるわけ

私立医学部の学校推薦型選抜(推薦入試)も東京
医科大学と関西医科大学を残すだけとなりました。
今週の土曜日に行われる東京医科大学医学部の推
薦は小論文と面接が合否を分けます。

首都圏の医学部推薦入試では、北里大学医学部推
薦入試は指定校推薦です。東京女子医科大学や埼
玉医科大学、聖マリアンナ医科大学の医学部推薦
入試は、指定校と公募の両方があります。

東邦大学医学部の推薦入試は新潟県地域枠のみで
す。また、昭和大学医学部は、特別協定校推薦に
なります。付属校推薦は付属高校の生徒しか受験
出来ません。

首都圏の私立医学部推薦入試で、公募推薦を考え
た時には、帝京大学医学部と東京医科大学が候補
に挙がるでしょう。

東京医科大学医学部推薦入試は、茨城県地域枠も
ありますが、公募の募集人員20名は医学部受験
生の目を引くと思います。

その東京医科大学医学部学校推薦型選抜では、
基礎学力検査(数理的問題)が100点、小論文
が36点、面接が24点、調査書が12点の配点に
なっています。

確かに基礎学力検査の配点は高いのですが、数学
と理科は誰もが準備をしてきます。差が付かない
ことはありませんが、配点100点ですから決定的
な点差はつかないように思います。

小論文と面接を合わせると60点の配点です。基礎
学力検査に比べれば低い配点ですが、差はつくと
思います。

東京医科大学推薦の小論文は、英文の小論文と日本
語文の小論文の2題が出題されますが、いずれも
一筋縄では行かない小論文です。一般的な医学部の
小論文対策では不十分でしょう。やはり、東京医科
大学推薦の小論文対策をやったか、やらなかったか、
で差が付くと思います。

面接も同様です。東京医科大学医学部推薦の面接対
策をやったか、やらなかったかで差が付くと思いま
す。

調査書は、よほど大きなマイナス要因が無ければ恐
らく、差をつけることは無いと思います。

東京医科大学医学部推薦を受ける皆さんは小論文、
面接対策を忘れないでください。

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