メルオン

私立歯学部入試を振り返って

私立歯学部入試には、なかなか触れることができませんでしたが、
入試も一段落しましたので、今年度の私立歯学部入試について
見てみましょう。歯学部は、志願者数などのデータの発表が遅いので
まだ十分な数値が揃っていませんが、現時点でのデータとメルリックス生の
動向から今年度の私立歯学部入試を振り返ると「一時期は志願者の低迷が
あった私立歯学部も、ここ数年は志願者数が増え続け今年度も志願者が
増加し難易度も上昇している
」と言えるでしょう。

今、判明している大学の志願者数を見ると志願者数を伸ばしている大学が
多く、歯学部全体としても一般入試の志願者数が増加しているのは間違いない
と思います。また、メルリックス生の歯学部の合格状況を見ると私立歯学部は
多少なりとも難化している
と感じます。

一方で今年の歯科医師国家試験は全体の合格率63.8%、新卒合格率73.0%
と厳しい状況が続いています。また大学により歯科医師国家試験の合格率に
大きな差が付きました。歯科医師国家試験の結果により来年度入試の志願者数が
大学により大きな差が出ることも考えられます。

明日以降、私立歯学部入試をもう少し細かく見て行きます。