歯学部入試

歯科医師国家試験合格発表

一昨日、医師国家試験の合格発表と同時に、
第109回歯科医師国家試験の合格発表もありました。
全体では3,706名が出願し、そのうち受験者は3,103名、
合格者は1,973名でした。

今年度の歯科医師国家試験の合格率は63.6%で、
ここ3年は合格率63%台で推移しています。
新卒の合格率は72.9%で、新卒合格率はここ3年、70%を超えています。

国立大学、公立大学、私立大学で分けて見てみると、
国立大学歯学部の合格率は76.9%、公立大学歯学部の合格率は73.6%、
私立大学歯学部の合格率は59.1%でした。

私立大学歯学部の合格率を詳しく見ると、
私立大学歯学部の新卒合格率は68.1%と7割に近いのですが、
既卒の合格率は46.4%と5割を切っています。
私立大学歯学部でも、新卒はそこそこ頑張っているのですが、
既卒(国試浪人)者が合格率を大きく下げています。

また、私立大学歯学部の中でも、合格率トップの東京歯科大学のように
高い合格率を誇る大学もあれば、合格率30%台の歯学部もあり、
大学によって合格率の差が目立ちました。

さて、全大学で合格率トップの東京歯科大学の合格率は93.3%
次が東京医科歯科大学歯学部の91.0%で、合格率90%を超えたのは
この2校だけでした。

新卒だけに絞って見ると、新卒合格率トップは徳島大学歯学部の96.8%
次が東京歯科大学と東京医科歯科大学歯学部の94.5%で、
新卒合格率90%を超えたのはこの3校だけでした。

ここで忘れてならないのは、今年の歯学部の6年生は、
歯学部人気が極端に下がった時期に入学しているということです。

当時は定員割れの大学もありましたので、学生全体の質も
多少は下がっていたかもしれません。
最近は歯学部人気も回復してきていますので、
今後、合格率にも変化があるかもしれません。

ただ、大学による合格率の差は縮まるかもしれませんが、
歯学部受験生が受験校を考える際には、
国試合格率が大きな指標の一つであることは、変わらないと思います。