歯学部入試

歯学部センター試験利用入試の注意すべき点(2017-09-28)

昨日は、医学部受験生の併願先として歯学部を考えるので
あれば、歯学部センター試験利用入試も検討するといい、
という話でした。

歯学部受験生にせよ、医学部受験生にせよ、私立歯学部の
センター試験利用入試への出願を検討する際には、私立歯学部で
センター試験利用入試を実施している16大学について大学ごとの
試験内容の違いをしっかり理解することが、まず必要です。

私立歯学部のセンター試験利用入試を検討する際に特に確認して
欲しいのは
1.出願期間
2.試験科目
3.2次試験の有無と試験会場
です。もちろんこの他にも募集定員や合格最低点なども確認して
おきたいところです。

私立歯学部センター試験利用入試確認ポイントのその1、出願期間
ですが、センター試験を終えてからでも出願可能なのか、センター
試験前に出願が締め切られるのかによって、対応は変わります。

センター試験を受験した後でも出願が可能であれば自己採点をして
合格の可能性を考えてから出願できますが、センター試験の前に
出願が締め切られる場合は、そうは行きません。
まずは、出願期間をチェックして下さい。

私立歯学部センター試験利用入試の確認ポイントその2の試験科目
ですが、私立医学部のセンター試験路用入試と同様に大学によって
合否の判定に使用する科目は様々です。

例えば昭和大学歯学部や東京歯科大学のセンター試験利用入試で
合否判定に使用する科目は英語、数学、理科1科目で、数学は
数学ⅠA,ⅡBです。日本歯科大学生命歯学部のセンター試験利用入試は
英語、理科1科目と数学または国語となり、数学無しでの受験も可能に
なります。日本大学歯学部のセンター試験利用入試(1期)では英語、
国語(近代以降)、理科1科目となり、数学は選択科目にも入っていません。

このように、私立歯学部のセンター試験利用入試では課される
教科・科目が異なりますので、大学ごとに確認をして下さい。

私立歯学部センター試験利用入試の三つ目の確認ポイントは
2次試験の有無と試験会場です。

特に医学部受験生が併願先として私立歯学部センター試験利用入試を
考える際には重要です。2次試験を課さない歯学部センター試験利用入試
であれば、センター試験を受験した後は医学部入試に専念することが
できます。医学部受験生が歯学部を併願する際には、ここが大きな
ポイントとなります。私立歯学部のセンター試験利用入試で2次試験を
課さない大学は5大学あります。

また、2次試験を課す大学では2次試験の試験会場がどこなのかを確認して
下さい。私立歯学部センター試験利用入試の2次試験の会場を数ヶ所
設けている大学も少なくありません。
例えば東京歯科大学センター試験利用入試の2次試験会場は東京歯科大学
水道橋キャンパスの他に、大阪と福岡にも設けられています。2次試験が
ある場合は試験会場も確認をしておいて下さい。

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