歯学部入試

私立歯学部は難化傾向、どこを受けるか?(2019-07-06)

毎年、メルリックス学院が発行している「医
歯学部入試総括」の2019年度入試版が完成
しました。

これは、大学入試全体の話から、センター
試験、国公立大学医学部、国公立大学歯学部、
私立大学医学部、私立大学歯学部の入試結果
などのデータと分析をまとめた32ページの
小冊子です。2019年度版では、「医学部不適
切入試の影響」や2021年1月から、センタ
ー試験が大学入学共通テストに代わることを
控えての、来年度2020年度入試の医学部、
歯学部の入試動向予想も掲載しています。

この「医歯学部入試総括 2019」を見ると、
実に様々なことが見えてきます。その一つに
「私立歯学部の復調」が見えます。詳しい数
字は「医歯学部入試総括 2019」を見ていた
だくとして、ざっくり言うと「私立歯学部の
志願者は、一般入試も推薦入試もAO入試・
編入学試験も志願者が前年を上回った」です。

私立歯学部入試全体で志願者を伸ばしていま
す。センター試験利用入試を含む一般入試の
志願者が19年ぶりに減少となった私立医学
部入試と好対照です。私立医学部の志願者数
は、「行き過ぎの修正」とも言えますが、歯
学部の健闘は目を引きます。

今日は、メルリックス学院渋谷本校で私立歯
学部10校にお集まりいただき合同相談会を
行いました。それぞれの歯学部のお話しを伺
うと私立歯学部各校が、より良き受験生を集
めるために様々な入試改革を進めていること
が分かります。

私立歯学部合同相談会の開催に先立ち、鈴村
学院長が「私立歯学部推薦・AO入試早わか
り」というタイトルで講演を行いましたが、
私立歯学部入試をよく分かっている人だから
こそ話せる、歯学部志望者に本当に役に立つ
話だったと思います。

本日参加の歯学部各校の入試の特徴に止まら
ず、「実際に受験校を選ぶ際には、偏差値だ
け見ていてはいけない」という話は、現在の
私立歯学部全体を分かっているからこそ言え
る話だと思います。

講演の中で示された、「私立歯学部推薦入試・
AO入試出題傾向MAP」は、私立歯学部推
薦入試、AO入試の受験校を考える際に役立
つ斬新な図だと思いました。

講演の最後の「誰も教えてくれない歯学部
についての大事なこと」では、歯科医師国
家試験合格率の考え方、それを踏まえての
受験校の考え方で締め括りました。恐らく
歯学部各校の方達も「我が意を得たり」と
感じたのではないでしょうか?

歯学部の受験校を考える際に大切なことは
「入試で合格すること以上に、入学してか
らのこと」だと私も思います。

歯学部の入試担当者と話していると、公表
されていないことも知ることが出来たりし
ます。ブログには書けませんが、調査書の
評価方法と評価基準、面接・小論文の扱い、
面接で入学不可とされる例などもお聞きす
ることが出来ました。歯学部入試は奥が深
い、と改めて感じました。

参加各校の入試担当者からは「高校を回っ
ていると、いつもとここが違う」という話
も聞きました。歯学部人気の向上とセンタ
ー試験最後の年、ということが重なる来年
度の私立歯学部入試は、これまでのイメー
ジで考えると危険かもしれません。

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