歯学部入試

歯学部受験生は、友人に惑わされてはいけない(2019-10-03)

私立歯学部の志願者数は、2011年度入試を底に
上昇を続け、昨年の2019年度入試では推薦入試、
AO入試、一般入試、編入学試験の全ての入試で
志願者数が前年を上回り「歯学部完全復活」を
印象付けました。

一時期、私立歯学部は志願者数の減少に苦しみま
した。現在でもピーク時の志願者数には届いて
いませんが、「私立歯学部は易しい」というイメ
ージは過去のものとなっています。

さて、私立歯学部を目指す受験生の皆さんに注意
してもらいたいことが「周りに引きずられない」
ことです。

私立歯学部受験生の皆さんの、とりあえずの目標
は「私立歯学部の志望校に合格する」ことでしょ
う。そのために日々、受験勉強を続けていると思
います。

歯学部合格を目指して勉強を頑張るのはいいので
すが、「歯学部の志望校に合格するため」の勉強を
心掛けてください。

推薦入試は、過去問が公表されていない歯学部も
ありますが一般入試は、どの大学も過去問が公表
されています。志望する歯学部の過去問をサッと
でも解いてみて「どのくらいの難しさの問題が解
ければいいのか。どのくらいの時間で解ければい
いのか」を確認してください。

一般的に私立歯学部の入試問題は難しくありませ
ん。大学入試で標準的な問題が解ければ、歯学部
に合格することが出来るでしょう。一方で試験時
間は1科目60分の大学が多く、短い時間で解く
必要があります。早く正確に、です。

周囲の理系の友人たちは、「難問」に取りくんで
いるかもしれません。それを見ると「自分もあれ
くらいの問題をやらなければ受からない」と思っ
てしまうかもしれません。本当に、自分も友人が
やっているレベルの問題を解けるようにならない
といけないのか立ち止まって考えてください。

不必要なレベルの問題をやっている時間はありま
せん。特に私立歯学部受験生は、自分がやるべき
問題のレベルをしっかり意識しないと、「出ない
問題」の勉強ばかりやってしまう事になりがち
です。

周りの友人に惑わされることなく、自分に必要な
勉強に集中してください。

また、受験予定校の数学の出題範囲は忘れずに
確認しておいてください。日本大学歯学部のよう
に数学ⅠとⅡが出題範囲の大学もあれば、東京歯
科大学や昭和大学歯学部のように数学Ⅰ、Ⅱの他
に数学AとBも出題範囲に入っている歯学部も
あります。日本歯科大学は、数学ⅠとAが試験
範囲です。歯学部の数学の試験範囲は、大学によ
って様々です。

数学は、どこまでやればいいのかの確認も欠かさ
ず行ってください。