歯学部入試

昭和大学歯学部総合型選抜は、ハードな歯学部入試

昭和大学歯学部では、昨年から総合型選抜(AO
入試)を始めました。今年は募集人員を1名増や
して5名としました。昭和大学が総合型選抜に期
待していることが分かります。

今年の昭和大学歯学部総合型選抜は、「模擬授業
および理解度の確認」と面接だけになりました。
昭和大学歯学部は、試験内容を思い切って絞り
ました。

歯学部受験で、学力試験も小論文もない試験は
そうあるものではありません。昭和大学歯学部と
しては、受験生の負担を軽くし募集人員も1名増
やすことで、多くの受験生にチャレンジしてもら
いたいと考えたと思われます。

その総合型選抜の実際の試験について、合格者か
ら報告がありました。

面接官2名による個人面接は、歯学部受験の面接
ではよく聞かれる事に加え「家に自分と認知症の
祖母の二人しかいない中で、1日を過ごすことに
なった際に気を付けることは何か?」といった、
なかなか難しい質問もありました。

60分の模擬授業と、それに対する試験がある
「模擬授業および理解度の確認」は、かなりハー
ドルの高いものでした。

模擬授業は、自律神経や自律神経疾患と歯科医師
に関する講義でしたが、講義内容はかなり高度な
ものだったようです。

そして、この模擬授業に対する試験も「これを高
校生が答えるのは、相当難しいのでは?」と思わ
される問題が出題されています。

この試験に合格するためには、周到な準備が必要
だと思います。女子の生徒が合格しましたが、昭
和大学歯学部総合型選抜対策の成果だとしたら嬉
しい限りです。

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