歯学部推薦入試

東京歯科大学は私立歯学部の中で受験生の人気が
最も高い大学であることは間違いないでしょう。
その東京歯科大学は、さらに歯学部受験生を集め
るのでしょうか?

今春の私立歯学部一般選抜(一般入試)で、2番
目に多い志願者を集めたのは351人の昭和大学
歯学部1期です。日本歯科大学生命歯学部前期
は341人、大阪歯科大学前期が320人、日本大学
歯学部A方式が311人でした。

歯学部受験生に人気の歯学部でも志願者は300人
台でした。

これに対し、東京歯科大学歯学部一般1期の志願
者は、508人と圧勝と言っていいほどの志願者を
集めました。

もともと東京歯科大学は歯科医師国家試験合格率
の高さから、大変な人気校であったのですが、そ
れに加えて学校法人慶應義塾との法人合併に向け
た協議に入ることが発表されました。

これに歯学部受験生は敏感に反応したようです。
東京歯科大学歯学部一般前期の志願者は、2年前
が391人、昨年が435人でした。そして今年の
志願者は一気に500人の大台を超えました。

今年4月の東京歯科大学歯学部入学者は、法人
合併の協議が順調に進めば、慶應義塾大学歯学
部を卒業することになります。

入学は東京歯科大学ですが、卒業は慶應義塾大
学になります。

歯学部受験生の皆さんにとって気になるのは「東
京歯科大学の人気はさらに高まるのか?」でしょう。

昨年の東京歯科大学推薦入試(学校推薦型選抜)
の志願者は91人で、前年の志願者101人を下
回りました。慶應義塾との法人合併協議開始の
話は、推薦入試の後に発表されました。

このことを考えると、少なくとも学校推薦型選
抜の志願者は法人合併の話を受け、かなり増え
るのではないかと思います。

メルリックス学院の東京歯科大学推薦対策講座
もすでに定員となりキャンセル待ちの状態です
ので、ここからも東京歯科大学推薦の志願者は
増えることが予想されます。

昨年は、群馬県と福井県の現役生2名がメルリ
ックスオンラインから東京歯科大学推薦に合格
してくれましたが、「地方には全く情報が無い」
と言うことを強く話していました。

生徒から話を聞いて「えっ、そんなことやって
たの?それ出ないよ」ということが歯学部入試
ではよくあります。

東京歯科大学では推薦の過去問を公表していま
せんので、オープンキャンパスなどを利用して
試験内容の把握を心掛けるといいと思います。

歯学部に強い予備校なら東京歯科大学推薦の
問題を把握していると思いますので、相談す
るのもいいでしょう。

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