医学部入試

医学部再受験生の本気度

前回は、医学部入試において
再受験生は再受験を決める前に
じっくり考えてほしいことをお伝えしました。

日々、医学部を目指す再受験生を見ていて、
再受験生は本当に強いと思いますが、
それは悩みに悩んで不安を抱えながらも、それでも

「医学部に進学して医者になる!!」

と強く決意するからでしょう。

再受験をするということは、本当の意味で「後がない」状況ですから、
受験勉強に対する真剣さが違います。

医学部入試は高くけわしい山の頂上を目指す戦いですから
やるなら本気も本気でないと
到底うまく行くはずがありません。

医学部再受験生の強さはこの「本気度」にあるのですから、
本気になれないのなら、再受験はおすすめしません。

以前、メルリックス学院の卒業生である再受験生が、
医学部進学後、医学部共用試験のCBTで
全国1位になったことをお話ししましたが、
彼は大学の経済学部に通っており、就職がなかなか決まらず、
やっとコピー機の販売会社に営業職として入社しました。

彼を知る人なら、彼が営業に向いていると思う人は
誰一人としていないでしょう。

そこから彼は悩み続けます。

「今の仕事が自分に合わないとすれば、何なら向いているのか」
「医師はやりがいもあるが、そもそも医学部に入れるのか」
「サラリーマンとして、別の会社、別の職種ではだめなのか」

しかし、彼は不安を振り払って医学部にチャレンジしました。
彼が医学部に合格した最大の要因は「悩みに悩んだ」ことだと思います。
文系出身の彼ですから、数学化学は苦労していました。
ですから、藤田保健衛生大学推薦入試
以前にも書いたように彼には向いていました。

8月21日(金)医学部編入学試験と藤田保健衛生大学医学部の推薦入試

「なにがなんでも医学部に入る」という医学部再受験生の強い気持ちは
全ての医学部受験生に見習ってほしいところです。

実際、メルリックス学院では再受験生の方が少なくなく、
彼らが自然とリーダー的存在になっています。

「医学部受験生ってこんなに勉強しなきゃいけないんだ」

彼ら再受験生と一緒に勉強していれば、
自然とこう感じるはずです。