医学部入試

医学部受験の噂

昨日、文系再受験生の26歳の方から医学部入試について
お問い合わせをいただきました。

メルリックスに問い合わせる前に
大手予備校さんの医学部に詳しい方とお話をされてからの
お問い合わせでした。

主なお問い合わせの内容は以下の通りです。

「年齢の高い人は学科試験で10%増しじゃないと受からない」
「年齢の高い人が不利な大学は慶応、獨協医大、埼玉医大」
「親が医師の人は有利」

これらのことは本当でしょうか?というものでした。

こういうお問い合わせをいただくことは少なくないのですが、
医学部受験生の方やご家族の方が医学部受験に関する様々な噂に
右往左往されているようで、なんとも残念なところです。

また、特に医学部再受験に関する正確な情報は少ないようです。
これは一つには、医学部再受験生を
医学部に合格させた経験のない予備校が
多いからではないかと思います。

ですからどこの予備校に相談しても「年齢が高い」というだけで
否定的なニュアンスのことを言われてしまうんではないかと思います。

メルリックスからは毎年20人近い医学部再受験の方が
医学部合格という結果を出してくれています。
今春の医学部合格者の中に、高校を中退して大検を取って
他学部に進学し、卒業後にメルリックスに入学してくださった方が
いらっしゃいました。

その方は、いくつかの予備校で「医学部は無理」と
けんもほろろの扱いをされたそうです。

「高校中退」「卒業大学名」「年齢」「女性」ということだけを重く見て
「医学部は無理」という結論になるんでしょうね。

しかし、彼女は1年できっちり医学部に進学しています。
再受験生には再受験生の「医学部合格までのやり方」があります。
文系の方も「文系再受験生のやり方」があります。
医学部再受験の方が本気で医学部を目指されるのなら
チャンスは大きいと思います。

ところで、質問へのお答えですが、
「そういう噂があるかもしれないが、メルリックスではその様に
考えていない」です。

毎年、多くの医学部再受験生を見ていて私はその様に感じます。
よく噂に上がる慶応の医学部ですが、今年も文学部の再受験生が
実際に合格されています。

その方のご報告によれば、面接の際に

「再受験で年齢が高いことが不安です」

と言ったところ、慶応の面接官に

「そんなの全然関係ないよ」

と一笑に付されたとのことです。

医学部入試は大変厳しい道です。
ですから、「ぜひチャレンジするといい」とは簡単には言えません。
しかし、そもそもチャレンジする資格もないと
考えるのはどうかと思います。