医学部入試

近畿大学医学部入試の変更点

一昨日は近畿大学のご担当者の方が
わざわざお出で下さり、
医学部入試の変更点について
お話を伺いました。

まずは今年の12月5日(日)に行われる
医学部の公募制推薦入試ですが、
これまで現役生のみ受験できましたが、
1浪まで可となります。

これは、1浪生の方にとっては
大きくチャンスが広がったと言えます。
近畿大学の方も、
「志願者数は大幅に増えると思います」
「合格者に占める浪人生の割合は高くなると思います」
とおっしゃっていました。

また、これまで近畿大学医学部一般入試
前期・後期ともに英語・数学・理科・小論文を
1日で行う形式でしたが、
来年からは一般前期が1次試験と2次試験に分かれます。

1次試験英語・数学・理科2科目を行い、
2次試験小論文面接を行います。
配点や試験時間に変更はありません。

近畿大学医学部の一般入試で面接が実施されるのは初めてです。
10分程度の個人面接ですので、
特に医師になるために必要なコミュニケーション能力を
見るものと考えていいでしょう。

一般後期の試験日は今まで通り1日で、
面接は実施されません。

これで、私立医学部の一般入試で、
面接試験を課していないのは、
東海大学医学部のみになりました。

昨年、福岡大学医学部が一般入試を
1次試験と2次試験に分けました。
志願者数は38名増の2,291名と
入試方式を変更した影響はほとんどありませんでした。

今のところ判明している限りでは、
近畿大学医学部の前期1次試験は
昨年と同じく埼玉医科大学医学部の前期1次試験と
日程が重なっています。
昨年はこれに日本医科大学医学部の1次試験が
重なっていました。

まだ日本医科大学の試験日程は発表されていませんが、
試験日程の大幅な変化がない限り、
志願者数に大きな変化はないと今のところ考えています。

現在判明分の最新の入試日程表はこちらです。

2011年度(平成23年度)入試日程表