医学部入試

杏林大学医学部の繰り上げ合格

このブログをご覧になっている方から、
杏林大学医学部繰り上げ合格
回ってきたとのご連絡をいただきました。

杏林大学医学部は今のところ
一般補欠7番まで、
センター利用入試では18番まで、
繰り上げが回ってきています。

それにしてもこのブログをお読みの方から、
他の読者のみなさんのために、
こうして情報をいただけるのは
大変ありがたいことですね。

ぜひ、みなさんも様々な情報をお寄せ下さい。
このブログを通じて情報を共有していきましょう。

ところで今日は、医学部受験生の母親の方から、
お問い合わせをいただきました。

「医学部に合格しても、もっと上を目指したいと
合格を辞退して、もう1年浪人する方は
いらっしゃいますか」というものでした。

どうやらお子さんは国公立の医学部を目指されていたようで、

「国公立は恐らく、ダメだろう。
私立も自分で満足できるところではないところしか
合格できていない。だからもう1年やりたい」

ということのようでした。

たまに、こういう医学部受験生もいないことはありません。
私の考えは「来年、医学部に合格する保証は
どこにもないのだから、合格できた大学に進学した方がいい。
特定の大学に入学することが目的ではなく、
良き医師になることが目的であれば、
大学に入ってから頑張ればいい」です。

こういった医学部受験生は
周りの影響もかなり受けているように思います。

周囲も含めて入試の難易度が全ての基準に
なっているようで、自分のプライドが許さないのでしょう。

以前、東大合格者数で毎年トップと言われる高校の卒業生と
受験校の話をしていた時、私としては入試難易度から見て
バランスよく受験することをすすめたのですが、その受験生は

「そんな大学は受けたくない。
そこには自分より成績の悪かった人が
現役で進学している。浪人して行く大学ではない」

と言って入試難易度の最も高い何校かしか受けませんでした。

結局、医学部以外の学部に進学しましたが、
「それでよかったんだろうか」という思いは
捨て切れません。