医学部入試

昭和大学医学部II期入試の発表

今日の15:00に昭和大学医学部II期入試合格発表があり
23名の方が昭和大学医学部に合格されました。
また、合わせて60名の方が補欠となりました。

昭和大学医学部II期試験の1次合格者は98名でした。
今日発表された合格と補欠を合わせると83名ですから、
面接で入学に適さないと判断された受験生を除いて
全員が合格か補欠になっていると思います。

2次試験の受験者数は分りませんが、
「2次試験の受験者全員が少なくとも補欠にはなっている」
というのではないと思います。
繰り上げ合格ですが、15名前後だと思われます。

この昭和大学医学部II期入試で補欠になられた方の中には
まだ医学部の合格通知をどこからも受け取っていない方も
いらっしゃると思います。

繰り上げ合格の連絡を待つしかないわけですが、
なんとも辛い毎日となるでしょう。

メルリックスにも連日のように補欠繰り上げ合格に関する
お問い合わせがありますが、その中で多いのが
「各大学が発表している繰り上げ合格者に
辞退者は含まれるのかどうか?」というものです。

繰り上げ合格を待つ方にしてみれば、
繰り上げ合格者の数が「連絡をした人」の数なのか
「連絡した人のうち入学の意思を表明した人」の数なのかは
大いに気になるでしょう。

結論から言うと、ほとんどの私立医学部の繰り上げ合格者数は
「連絡をした人」の数です。

つまり、「連絡はしたけれど、入学を辞退した人」の数も
含まれているわけです。

ただし、兵庫医科大学はこれまで「連絡をした人」の数を公表していましたが、
2011年度入試は「連絡した人のうち入学の意思を表明した人」に変わりました。

どういったデータを公表するかは大学の方針ですが、
2010年度の兵庫医科大学の一般入試は
181名の繰上合格者を出しているにも関わらず、
2011年度は76名と半分以上減っているのは、
公表しているデータのカウント方法が違うからです。

また、福岡大学医学部の2011年度は
補欠順位61番まで繰り上がっており、
繰上合格者数も61名となっていますが、
久留米大学医学部の2011年度は
補欠順位58番まで繰り上がっていますが、
繰上合格者数は42名となっています。

これは、久留米大学医学部では繰り上げ合格の連絡をした58名のうち、
入学を辞退した人が16名いたということです。

入学を辞退したのが、繰り上げの連絡をしたタイミングなのか、
最終的に入学しなかったということなのかは分りませんが、
少なくとも一定数の入学辞退者がいることは確かです。

先週、国公立前期の合格発表があり、
今週は私立医学部の繰り上げ合格がまた動き始めると思います。

繰り上げ合格を待っている補欠の皆さんは、
大学からの連絡を今か今かと待っていらっしゃることでしょう。

でも、今のこの気持ちを忘れないで下さい。
繰り上げ合格が回ってきたら喜びは倍になるはずです。
万一、もう1年受験勉強を続けることになれば、
この気持ちをバネにして下さい。

どちらにせよ、今のこの辛さは必ず長い人生で生きてきます。