医学部入試

北里大学医学部の入試結果

未確認ではありますが、北里大学医学部
今年度入試の結果情報が入ってきました。

繰り上げ合格はここ数年と同じく60人台、
合格最低点は330点程度となったようです。

合格最低点はここ数年300点を下回っていましたが、
30点以上、上昇したようです。

合格最高点は430点台だったようですから、
合格最高点はむしろ多少、下がったと言っていいでしょう。

合格最高点が下がり合格最低点が上がったとすると、
問題は難しかったがそれでもボーダーラインが上昇した
大変厳しい入試だったと言えます。

この厳しかった北里大学医学部に3浪の女子が
特待合格してくれています。
よく頑張ってくれました。

さて、医学部に合格する受験生の話を今日も続けます。

医学部に合格する生徒を見ていて感じる共通点の一つに
「先生のアドバイスを素直に聞ける」という点があります。

医学部受験生は、中学や高校で自分の勉強方法を
ある程度固めていると思います。

また、医学部入試に立ち向うのに「こうやるんだ」という
自分なりの方法論を持っているかもしれません。

しかし、それはそれとして実際に授業を受け持った担当講師から
「こうした方がいい」とアドバイスをされた時に
「分りました」と受け止められる生徒は伸びます。

言われた通りでなく
アドバイスを自分流にアレンジするのはいいと思います。

しかし「自分はこれまで、このやり方でやってきた」と
アドバイスを無視してしまうのは考えものです。

以前、メルリックスにいたある再受験生は、
先生が自分にアドバイスしてくれるということは、
先生の目から見て、何か自分に足りないところがあるからだと
言っていました。

もちろん、あの先生の言うことは80%ぐらい聞いてみよう、
こちらの先生のアドバイスは40%ぐらいにしておこうと
自分なりに考えて取捨選択していたそうですが、
どの先生の言うことも、自分なりに消化していたそうです。

多くの医学部受験生を見てきた先生方の言葉には、
何かしら意味があるんだろうと考え、
それを実行していたと言います。

自己流でやっているがために、
上手く行かない可能性が少なくありません。
少なくとも講師のアドバイスには、
きちんと耳を傾けるべきだと思います。