医学部入試

今、何をするべきか

医学部一般入試が目前に迫ってきました。
センター試験から医学部入試が始まる受験生は、
あと3日で今年度の医学部入試がスタートします。

センター試験は受験しない医学部受験生は、
22日(火)の東邦大学医学部、愛知医科大学から受験をすると
あと6日で今年度の医学部入試がスタートすることになります。

入試直前のこの時期、何をすべきでしょうか?

具体的な勉強は各人がそれぞれ力を入れてやっているでしょうから、
勉強以外のことに触れましょう。

1.物事をポジティブに考える

入試が本当に近付いた今、

「もう○日しかない。何も仕上っていない」

と考えるのか

「あと○日ある。とにかくやれることはやろう」

と思えるかです。

もっと前向きに考えるのなら

「この日のために1年頑張ってきた入試が、やっとあと○日だ」

となります。

ここまで来ると勉強も大切ですが、気の持ちようも本当に大切です。
この時期、受験生は誰れしもが不安です。
どんな成績のいい生徒も不安を抱えています。
それは「入試には何の保証もない」からです。

「100回やったら99回合格点は取れるだろうけど、
入試本番が取れない1回だったらどうしよう」

そんな考えに捕われたら、出せる力も出せなくなります。

忘れてはいけないことは「受験生は全員が不安だ」ということです。
不安に思うのは当り前です。
けっして「自分一人が」と思わないで下さい。
そして意識して物事をポジティブに捉えて下さい。

入試が始まっても同じです。
センター試験は一発勝負ですが、
私立医学部入試はけっしてそうではありません。

何校か受けるわけですから、
必要以上に自分を追い込むことはしないようにして下さい。

私がいつも生徒に言うのは
「どうせ一つの大学しか行けないんだから」
です。

受験校全てに合格するなんて普通、ありません。

医学部入試が始まって最初の1,2校で結果が出ないと
「入試はもう終わった」と落ち込む生徒がいますが、
そんな時に「どうせ一つの大学しか行けないんだから、関係ないよ。
この後の大学がお前を待ってるよ」と話しかけます。

気の持ちようは本当に大切です。
少なくとも自分で自分の足を引っ張らないよう注意して下さい。