医学部入試

医学部新課程入試2

現在の高校2年生から下の学年では、「新課程」で日々の授業を受けています。
今の高校2年生が医学部受験生になる1年先の入試から新課程入試」となり
今の高校3年生や浪人生が習っていないことが出題される可能性が出てきます。

このことを嫌って、「今年の入試で決めるべき」と考える医学部受験生もいるようです。

しかし、1年先の入試で、今年医学部を受験する受験生が不利になると考える必要はありません。

これまでも10年に1回程度、課程の変更がありました。
その時の医学部入試を振り返ってみると、新課程に以降しても2年程度は、
旧課程問題と新課程問題を選択できるように配慮されていました。

新旧両課程に共通する問題は必須問題として、
旧課程または新課程でしか扱っていない問題は選択問題として出題されています。

ですから「今年で決めなければ来年は不利になってしまう」と考える必要はありません。

とは言え、今年の医学部合格を目指して、最後の追い込みを行うのは当然のことです。

その医学部合格に向けた最後の追い込みですが、
当然のことながら「私立医学部入試で出題される問題を時間内に解く」ことが目標です。

私立医学部入試で出されない問題は解ける必要がありません。
私立医学部入試で出される問題を「時間をかければ解ける」では、
合格に近づくことはできません。

具体的に
「何ができればいいのか」
「どの位のスピードで解ければいいのか」
「何は、やらなくていいのか」

を意識して勉強を進めてください。

残された時間はそれ程多くはありません。
医学部合格に一直線に突き進んでください。