医学部入試

杏林大学医学部がキーになる。

今年度の医学部入試1次試験日は、1月21日愛知医科大学から
2月5日帝京大学医学部東京慈恵会医科大学まで、16日間連続となります。

どの大学を受験するのか。どの日を休むのか。
今年度の医学部入試上の大切な作戦です。

その上、2次試験日の重複も多く、特に2月8日・9日の2日間は
聖マリアンナ医科大学、東京女子医科大学、昭和大学医学部、東海大学医学部
2日間丸ごと重なります。

また、2月8日日本大学医学部の1次試験もあります。

さらに、2月9日東京医科大学の2次試験もあり、
2月9日にいたっては、なんと医学部5大学の2次試験が重なります。

例えば2月9日の午前中に東京医科大学の2次試験を終え、
午後は東京女子医科大学の2次試験を受験するということもあり得ない話ではありませんが、
基本的には医学部の2次試験1日1大学と考えてください。

この2月8日・9日の2次試験日をどう組み合わせるかは、
私達も最後の最後まで悩まされました。

担任する生徒一人ひとりと、あらゆることを想定して、
その生徒にとってベストと思われる組み合わせを一緒に考えました。

このように、今年度の医学部入試の日程はなかなか難しいところがありますが、
その点から今年度の医学部入試では、杏林大学医学部が大きなカギになると考えています。

杏林大学医学部の1次試験は1月24日に実施されますが、
これは医学部入試が始まって4日目です。

杏林大学医学部1次試験の翌日の1月25日は、
北里大学医学部、関西医科大学、川崎医科大学の1次試験日です。

翌々日の1月26日は、埼玉医科大学(前期)、藤田保健衛生大学(前期)、
近畿大学医学部(前期)
の3大学の1次試験日です。

杏林大学医学部1次試験まで4日連続で受験をするのか、
杏林大学医学部1次試験を出願せず、翌日以降に備えるのか。

まず、1月21日の医学部入試のスタートから4日目の杏林大学医学部まで、
そして杏林大学医学部の翌日、翌々日の受験をどうするのか。

ここが今年度の医学部入試の大きな考えどころでしょう。

杏林大学医学部が今年度医学部入試の大きなポイントとなる理由がもう一点あります。
それについては、また明日お伝えいたします。

ところでメルリックスでは、今日から
現役生の医学部受験生のための合宿がスタートしました。

現役生は浪人生と比べると、どうしても受験勉強にかけてきた時間が少ないので、
そこを意識した合宿になります。

合宿前のガイダンスでお話しさせていただきましたが、
「短時間で集中的に医学部入試のエッセンスを吸収してやるぞ」
という気迫に満ちた参加者の皆さんの顔が印象的でした。

出願書類の志望理由の最後の調整や受験校の追加の相談など、
次々と私のところに来る浪人生の生徒達の表情も、
一段と引き締まってきたように感じます。