医学部入試

杏林大学医学部がキーになる。2

今年度の医学部入試では杏林大学医学部
大きなポイントになるとお伝えしましたが、
その理由の2点目です。

杏林大学医学部は医学部入試で最も早く
合格発表を行います

1月29日(火)の2次試験の翌々日の1月31日(金)の14時には
もう合格発表を行います

この日が今年度の医学部入試で最初の合格発表になります。

この日に杏林大学医学部の正規合格を勝ち取ることができれば、
以降の戦いがガラッと変わります。

杏林大学医学部と志望順位が同程度ないしは
下の医学部の受験は必要がなくなります。

杏林大学医学部より志望順位の高い、
例えば日本医科大学東京慈恵会医科大学などの
対策に専念できることになります。

日本医科大学、東京慈恵会医科大学は
入試に出題される問題が難しくなります。
その分、合格最低点は低くなるのですが、
歯応えのある問題に慣れる時間をしっかり取ることが
できることは大きいと思います。

また、杏林大学医学部に正規合格したのなら
医学部進学は確定する訳ですから
精神的にも落ち着くことができます。

精神的に安定することで勉強にも一層、
集中できるでしょうし、
何より入試本番で過度の緊張からの信じられないミスは
なくなるでしょう。

杏林大学医学部は正規合格者の発表と同時に
繰り上げ合格候補者(補欠)も発表します。
この補欠には順位が付いています

これまでの杏林大学医学部の繰り上げ合格の状況を見ると、
補欠順位50番くらいまでは問題なく繰り上げ合格となると思われます

ちなみに昨年の繰り上げ合格は81名、
一昨年が138名、3年前が120名でした。

杏林大学医学部で正規合格者ではなくでも
補欠順位50番位までならその後の受験は
強気で行っていいと思います

このように杏林大学医学部に結果は、
それ以降の戦いに大きな影響を与えます。

今年度の医学部入試の大きなポイントとなりそうです。