医学部入試

センター試験平均点中間発表

大学入試センターから、今年度の大学入試センター試験
平均点の中間発表がありました。

河合塾 代ゼミ 駿台・ベネッセ 3予備校平均点 大学入試センター中間報告 2013平均点 2014平均点(中間報告)-2013平均点
英語(筆記) 119 119 119 119.0 121.63 119.15 2.5
英語(リスニング) 33 33 33 33.0 33.46 31.45 2.0
数IA 63 63 63 63.0 63.47 51.20 12.3
数IIB 54 54 54 54.0 56.51 55.64 0.9
国語 99 99 98 98.7 97.60 101.04 -3.4
物理I 61 61 61 61.0 63.03 62.70 0.3
化学I 69 69 69 69.0 70.74 63.67 7.1
生物I 53 53 53 53.0 55.53 61.31 -5.8
5教科7科目文系 534 535 532 533.7 530.3
5教科7科目理系 566 568 568 567.3 552.3

1月22日現在
*2013年度の5教科7科目は3予備校が出した予想点の平均

まず目に付くのは国語です。

昨年のセンター試験では国語の平均点が16.9点も下がり
受験生の慎重な動向の大きな要因となりました。
平均点が6割になることを目安に作問しているセンター試験で
昨年は平均点が5割をかろうじて超える結果になりました。

そして、今年度のセンター試験の中間発表では
国語の平均点は5割を下回る結果になりました
昨年のセンター試験の国語では現代文でつまづいた受験生が
多かったようですが、今年は漢文にとまどった受験生が
多かったのかもしれません。

先日のこのブログで、国語は平均点が若干上がるのではないかと
お伝えしましたが、私の見込み違いでした。
昨年の国語の平均点は低過ぎたから「いくら何でもこれ以上
国語の平均点は下がらないだろう」という思い込みがありました。
おわび申し上げます。

国語以外の科目については、ほぼ見立てと同じ様な結果でした。

5教科7科目の平均点ですが、文系も理系も少し上がりそうです
文系より理系の方が5教科7科目の平均点が昨年に比べ上がりそうですが、
これは文系受験生が多く選択する生物の平均点が6点程度下がり、
理系受験生のほとんどが選択する化学の平均点が7点程度上がったことが
大きいと思います。

さあ、ここからは国公立医学部志望者はどこに出願するかの
詰めに入ります。

そして私立医学部のセンター試験利用入試に出願した受験生は、
自分の合格の可能性を考えることになります。

後ほど、私立医学部センター試験利用入試のボーダーラインについて
分析結果をお伝えします。

ところで、1月20日のブログでお伝えした各予備校のセンター試験
予想平均点と今日の予想平均点は変わっています。
今日の予想平均点はセンターリサーチを受けてのものです。
国語を除きどの科目も各予備校きれいに同じ平均点が並んでいます
センターリサーチ恐るべしです。