医学部入試

スマートフォンサイトへの切り替え

お気づきの方もいらっしゃるかもしれませんが、
先週末からスマートフォンでこのサイトにアクセスすると
自動的にスマホサイトに切り替わるようになりました。

これまでと同様にお読みいただけますが、
スマホサイトの場合、お問い合わせフォームが表示されません。
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PCサイトに切り替わりますので、
スマートフォンからお問い合わせをする場合は
お手数ですがそちらからお願いします。

さて、今日から国公立前期試験が始まっていますが、
このところ、私立医学部繰り上げ合格に関する
お問い合わせが多くなっています。

私立医学部は2次試験に合格して初めて合格と言えます。
どれだけ1次合格していても、最終合格に至らなければ
医学部に合格したとは言えません。

入試が進んでいくと、複数の医学部に1次合格していながら、
なかなか最終合格まで辿り着けない生徒が出てきます。
毎年のことですが、見ているこちらも気をもみます。

その中に3浪の生徒がいました。
これまで地方の予備校に通っていましたが、
3浪目の今年、メルリックスに入学するために上京しました。

1年間、コツコツと真面目に勉強に取り組んできましたが、
面接に非常に苦手意識を持っていました。
昨年もいくつか1次合格していましたが、
どうしても最終合格まで辿り着かないのは、
面接が上手くいかないせいもあると思っていたようです。

そこで12月頃から、勉強の合間をぬって
何度か個人面接の練習を繰り返しやりました。
ただ練習するだけでなく、今日は愛知医科大学
今日は日本医科大学、今日は杏林大学
その大学の面接形式を想定して練習を重ねました。

おかげで順調に1次合格を重ねた彼は、
2次試験でも落ち着いて面接をこなすことができたようです。
特に、厳しいことで有名な愛知医科大学個人面接では
3人の面接官のうち2人にかなり厳しく突っ込まれたようですが、
しっかり答えられたことで、相当自信がついたようでした。

にも関わらず、なかなか最終合格まで辿り着くことができず、
私たち周囲は心配していました。
しかし、本人は疲れも見せずに、全国を飛び回って
2次試験をこなしていました。

そのかいあって、東海大学医学部で遂に正規合格
勝ち取ることができました。
他にもいくつか補欠になっており、中にはおそらく
繰り上げ合格の回ってきそうな補欠順位の医学部もあります。
本人はどちらに行こうか悩んでいるようです。

彼の明るい表情を見ていると、
これまでの苦労が報われて本当に良かったと思います。
他の生徒たちも彼に続いてほしいと思います。