医学部入試

医学部入試の新課程数学

4月から高校3年生になる現在の高校2年生から
新課程で教育を受けています。

新課程になって学習内容の変化の大きい科目の一つに
数学があります。数学という教科は、これまでの旧課程では、
数学Ⅰ、数学Ⅱ、数学Ⅲ、数学A、数学B、数学C
の6科目が医学部入試の出題範囲になる科目でしたが、
新課程では数学Cがなくなり、
数学Ⅰ、数学Ⅱ、数学Ⅲ、数学A、数学B
5科目医学部入試出題範囲になります。

数学Cがなくなったことで「行列」は出題されなくなります。
行列は新課程では学習しませんが、旧課程には無かった
整数の性質」「複素数平面」「データの分析」が
新たな分野として登場しました。

「確率」も条件付き確率が数学Cから数学Aに移行しました。
これまで医学部では数学Cの確率は出題範囲から
除外されることが多かったのですが数学Aに移行して
どういう扱いになるのか注意が必要です。

次回はこれらの新課程での変化が医学部入試に
どういった影響を与えるのか考えていきます。

今度の日曜日福岡校での講演では、新課程での
医学部入試について先取りでお話しをさせていただきます。

来年、医学部に合格するために
― 新課程入試で医学部入試はどう変わる? ―

3月30日(日)  13:00~14:30  参加無料
メルリックス学院 福岡校  092-717-3111
講師 メルリックス学院  学院長  田尻友久