医学部入試

岩手医科大学医学部・兵庫医科大学 1次試験

本日、全国5ヶ所で岩手医科大学医学部の1次試験が行われました。

岩手医科大学の志願者数は正式な発表が一切なく詳細は分かりません。
しかし、東京医試験会場での志願者は2,127名、
福岡会場の志願者は220名で合計2,347名でした。

この他に岩手医科大学医学部の試験会場は札幌、大阪、
そして岩手医科大学矢巾キャンパスと3ヶ所あります。

出願状況の途中経過の感触と合わせて考えると
今年の岩手医科大学医学部一般入試の志願者は昨年の2,958名より増えて、
3,000名の大台は超えているのではないか
と思います。
一般入試の定員は88名ですから志願倍率で34倍以上になると思われます。

また、岩手医科大学医学部1次試験の難易度ですが、
受験した生徒たちの報告によれば、どの科目も前年と変わっていないとのことでした。

気になる新課程ですが、昨日の愛知医科大学同様、
新旧両課程共通分野からだけの出題だったとのことです。
事前の予想通りでホッとしています。

岩手医科大学医学部入試には大きな特徴があります。
岩手医科大学医学部は1次試験合格者が多い」という点です。
昨年の岩手医科大学医学部1次試験合格者は671名です。
1次試験受験者が2,869名でしたから4.3人に一人が1次試験に合格しています。

メルリックス学院発行の私立医歯学部受験攻略ガイド2015年度版の
医学部ランキングを見ていただければ分かりますが、
1次試験合格者数が最も多いのは岩手医科大学医学部です。

1次試験合格者が600名を超えたのは、
岩手医科大学医学部と昭和大学医学部Ⅰ期(616名)の2校だけでした。
岩手医科大学医学部は1次合格のチャンスが大きい大学と言えます。

また、岩手医科大学医学部は2次試験を
岩手医科大学のキャンパスだけでなく東京でも受けることができます。
岩手医科大学医学部は、いろいろな意味で受けておきたい大学だと思います。

さて、今日は兵庫医科大学の1次試験もありました。
大阪、東京、福岡の3会場が設定されていますが、
最も多くの受験生が集まる大阪会場で1,400名程度だったようです。
東京会場と福岡会場を合わせると兵庫医科大学の志願者数
昨年と同程度ではないかと思われます。

兵庫医科大学の試験問題ですが、数学と生物は前年易化した反動か
昨年よりは難しく感じる生徒が多かったようです。

ところで今日は、岩手医科大学医学部東京会場に激励に行きました。
入試を控えた受験生の皆さんは一応に
引き締まった表情で会場に入って行かれました。

メルリックスの生徒たちも真っ直ぐ前を見て歩いていて
私に気付かない生徒たちも多くいました。
とにかく力を出し切ってほしいと念じながら生徒の会場入りを見守っていました。