医学部入試

まだ調子が出ない人へ

医学部合格を目指し、これまで頑張ってきたのに、
まだ調子が出ない医学部受験生の方もいることでしょう。

メルリックスでも1次試験に合格し
2次試験の小論文や面接に備える生徒もいれば、
既に昨日の杏林大学医学部2次試験の合格発表に
自分の受験番号があった生徒もいます。

しかし、思うような結果が出なくてもじっと耐えて
黙々と勉強を続けている生徒もいます。
これまでのところ期待とは違う結果が続き、
もう心が折れそうになっているのかも知れません。

忘れていけないことは
どこか1校に受かればいい」ということです。

実際に医学部に合格した生徒でも何校も合格する生徒も多くいますが、
医学部1校だけに合格しその大学に進学する生徒も多くいます

私も生徒たちを見ていて「医学部に受かるだろう」
「医学部に受かりそうだ」と思うことはあっても、
どこの医学部に合格するかは分りません。

1校だけに合格する生徒も多いのですが
その1校がどこなのかは分りません
その1校が、早い段階で受けた大学なのか、
最後の最後で受けた大学なのか、それは本当に様々です。

昨年も、ずっと結果が出なかったのですが、
最後に受けた近畿大学医学部後期で見事に合格し
進学した生徒がいました。

少し前になりますが、一通りの入試を終えて
全く調子の出なかった生徒が「来年もお願いします」と言っていたところ、
ある日突然「昭和のⅡ期、受かっちゃいました」と報告に来てくれました。

3年前の生徒で序盤戦うまく行かず、
試験が終わってメルリックスに寄っては
弱気なことばかり言っていた生徒がいました。
その生徒は獨協医科大学でやっと手応えを感じ、
そこから気分も変わり、終わってみれば
東京医科大学に進学することになりました。

こういった生徒は毎年、たくさんいます。
そんな生徒達に共通するのは、
勉強の手を止めない」ということです。

毎日、入試という真剣勝負をやっているわけです。
そこで結果が出なければ当然、落ち込むこともあるでしょう。
でも、入試はまだまだ続きます。

大切なことは、入試で
「あー、これやったよな。どうするんだっけ?」
「あー、これテキストのあそこにあったんだけど出て来ない」
といった問題に次の入試で出題された時には
必ず出来るようにしておくことです。
真剣勝負を通じて自分を磨き上げていくのです。

模試の成績を見れば医学部合格は厳しく、
最初から「勝負は埼玉医科の後期だから、
それまでは一喜一憂せず勉強を続けます」と言っていた生徒も、
そろそろ医学部を卒業する頃です。

目標の達成は、努力の先にしかありません。
確かに今は苦しいでしょう。辛いでしょう。
でもそれは産みの苦しみと言われるものです。
この先に大きな光がきっと待っています。

明けない夜はありません。あともう少し、
医学部合格という目標に立ち向かって下さい。