医学部入試

明日は、東海大学医学部帝京大学医学部
日本医科大学福岡大学医学部の試験日です。
この日、どの大学に出願するか迷った受験生も
多かったことでしょう。

メルリックスでは、生徒と担任が毎月必ず面談を行いますが、
その中で受験校の相談もします。
明日は、順天堂大学医学部の2次試験日でもあり、
生徒はもちろんですが、それぞれの担任も
この日受験校選定に頭を悩ませました。

東海大学医学部の志願者は、
昨年より229名多い5,209名になりました。
3年前の2012年度入試の東海大学医学部の志願者は
2,683名でしたから、ほとんど2倍になっています。

編入学試験の定員を10名減とし、
一般入試の定員を10名増とした影響が大きいのですが、
それにしても2012年度に比べ定員70名に対し
志願者が2,526名増ですので大変な伸びだと思います。

帝京大学医学部の志願者数は公式には発表されていませんが、
途中までは昨年並みのペースだったようですので、
8,000人程度の志願者ではないかと考えています。

日本医科大学の志願者数も公表されてはいませんが、
途中経過としては昨年より出願ペースが遅かったようです。
これは、難易度の高い日本医科大学を
避けた受験生が多かったということだと思います。

福岡大学医学部の志願者数は前年より21名増えて、
2,862名となりました。

福岡大学医学部の入試問題そのものは、
他の医学部に比べると取り組み易いと感じると思います。
それだけに、つまらないミスには気をつけて下さい。
数学は易しいと感じるか知れませんが、
気の緩みにつながらないように細心の注意を。
昨年の1次試験合格者の合格最低点は400点満点の302点でした。

帝京大学医学部も入試問題そのものは、難しくありません。
落ち着いて、取れるところを着実に取って行って下さい。
昨年の帝京大学医学部の合格最低点は300点満点で228点でした。

これは正規合格者の合格最低点ですので
繰上合格ですと合格最低点は、ここから数点下がるでしょう。

東海大学医学部の数学は、やり易いと感じる受験生が多いでしょう。
高得点の戦いが予想されますので試験時間の70分の
上手な使い方を考えておいて下さい。

偏差値換算しますので、理科は例え難しいと思っても心配いりません。
焦らず、入試に落ち着いて取り組んで下さい。
昨年の東海大学医学部の合格最低点は73%でしたが、
実際の合否判定は偏差値換算して行われます。

日本医科大学は入試問題そのものが難しく、
なかなか解けなくて焦るかもしれませんが、
他の受験生も同じ様に解けていないことを忘れないで下さい。
合格最低点は公表されていませんが、6割を考えておけばいいでしょう。

今日は、久留米大学医学部1次試験日ですが、
順天堂大学医学部、埼玉医科大学(前期)、
北里大学医学部、兵庫医科大学の2次試験日でもあります。

昨日も2次試験があった順天堂大学、北里大学医学部、
兵庫医科大学については早速、生徒から
「こんなことが聞かれた」と報告がありました。
今日、2次試験を受ける生徒には、生徒同士で
連絡を取り合って情報を伝えているようです。

やはり、入試は国体戦と言えそうです。

ところで、面接の練習に際し、
これまでその大学の面接を受けた生徒達からの報告を渡しています。
すぐ渡せるように大学ごとに事前に準備しておきますが、
その面接報告を用意している大学も、ずいぶん増えました。