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東海大学医学部は何点必要だったのか?

東海大学医学部を受験した生徒達から、スタッフが
手応えを聞きまとめてくれました。東海大学医学部は
2日間試験を行い理科も1科目ですので有利不利を
無くすために試験結果を偏差値に換算して合否を判定
します。偏差値換算ですから物理を選択した受験生と
生物を選択した受験生とでは合格ラインは異なります。
例年、物理はそれほど難しい問題は出題されませんが、
今年は特に物理が易しかったようで、
ほぼ満点近くを取らないと合格ラインには届かなかったと思われます。

東海大学医学部では昨年の合格最低点を73.0%
しています。350点満点ですから点数にすると255.5点
です。しかし、1日目と2日目でも違うでしょうし、理科の
選択科目によっても違うでしょう。今年で言えば物理
選択者の合格最低点は生物や化学の選択者より高く
なるでしょう。

今年の東海大学医学部は、数学が簡単だったようで、
みんな数学については手応えを感じたようです。
中には「満点じゃないか」という生徒もいました。
そうすると、数学はかなり高い点を取っても偏差値
換算では、それほど高い偏差値は出ないことになります。

正確にはわかりませんが、今年の東海大学医学部の
1次試験に合格するためには数学・物理は
9割を越える点数を取る必要があったかもしれません。
英語・化学・生物のボーダーはもう少し低いところにあるでしょうが、
いずれにしてもかなりの高得点勝負になったと思われます。
特に英語は選択問題ではほとんど差がつかず、
記述の部分が勝負を分けたと思われます。
あくまで生徒の手応えをもとにした予測ですが、
これだけボーダーラインが上がると、ミスをした者が負けるという
極めて厳しい勝負になったことは間違いないでしょう。