メルオン

前回、私立医学部推薦入試についてお伝えした際に
私立大学医学部の推薦入試は例え、指定校であっても
4倍程度の倍率となるケースが多く、しっかりとした
準備は欠かせない」とお伝えしました。

さて「公募であれ指定校であれ私立医学部推薦入試の
対策
は必要ということは分かった。では、いつから
どんな準備をすればいいのか?」という声が聞こえて
来そうです。

ここでまずどうしても確認しなければならないことは
私立医学部推薦入試は、高校から推薦があって初めて
受験することができる
」ということです。現役生であれ、
浪人生であれ私立医学部の推薦入試を受けようと思えば
必ず高校から推薦をもらう必要があります。

では、私立医学部の推薦入試を受験しようと考えている受
験生の皆さんは、高校からの推薦は確定していますでしょうか?

「高校の先生は、多分大丈夫と言っている」
「去年、推薦してくれたから今年も大丈夫だと思う」
「毎年、誰もあの大学の推薦入試に手を挙げないから大丈夫」
こんなことを考えている医学部受験生の皆さんも、いらっしゃる
のではないでしょうか?

いずれも「確定」とは言えませんね。思わぬ人が土壇場で
手を挙げたり、「現役優先」と言われたり、何があるか
わかりません。

私は「私立医学部推薦入試対策は、推薦が確定してからで十分
と考えています。

予備校の中には「早くからやらないと間に合わない」と言う
予備校もあるように聞きます。私には単に「予備校の営業上の
都合を言っているだけ」と思えます。昨年もメルリックスから
東京女子医科大学19名、北里大学医学部11名、福岡大学医学部7名
など50名が私立医学部推薦入試に合格しました。私は自信を持って
「推薦が確定していないのなら、まだ早い」と言えます。

理由は2つ。1つは「万一、推薦がもらえなかったら全ての
準備は無駄になる」もう一つは「推薦が確定してからで十分
間に合う」です。メルリックスの私立医学部の大学別推薦対策
講座
は基本的に9月以降のスタートです。「推薦が確定してから
始めましょう」と言うことです。

ただ、福岡大学医学部推薦入試対策講座久留米大学医学部
推薦入試対策講座
の2つは7月スタートです。これは、福岡大学
医学部推薦入試
久留米大学医学部推薦入試も英語と数学の
学力試験がメインになるからです。英語と数学の推薦対策は、
一般入試の福岡大学医学部の英語と数学、一般入試の久留米大学
医学部の英語と数学に通じますので、仮に推薦入試を受験しない
ことになっても無駄にはなりません。久留米大学医学部の
推薦対策
としては小論文もあります。福岡大学医学部の推薦
対策
としてはグループ面接・グループ討論対策もあります。
そして、そのいずれも一般入試でも課せられます。

福岡大学医学部の推薦入試久留米大学医学部の推薦入試
受験しようと考える受験生であれば一般入試でもそれぞれの
大学を受験するでしょう。

そう考えて、福岡大学医学部と久留米大学医学部の推薦入試
対策講座は早めのスタートにしています。

長くなりましたので、続きは次回に。

ところで、私立医歯学部入試総括の発行時には東京医科大学と
日本歯科大学(生命歯学部)の推薦入試の結果
を入手できて
いませんでしたが、結果が判明しました 詳しくはコチラ