医学部入試

私立医学部推薦入試対策のポイント

昨日は「私立医学部推薦入試対策は、
高校からの推薦が確定してからでいい」
とお伝えしました。

では、具体的に
私立医学部推薦入試対策は、
どの様に進めて行けばいいのでしょうか?

当然ですが、まず最初に
受験校の試験内容を知ることから始まります。

例えば
福岡大学医学部推薦入試は、
入試要項に試験科目について
以下のように記載されています。


※クリックで拡大

また、福岡大学医学部の推薦入試は過去問も公表
されていますので、面接を除けば試験内容は把握できます。

福岡大学医学部推薦入試の面接は、
グループ討論でもありグループ面接でもある、
やや複雑な面接ですが、ここだけは高校や予備校に人数や面接の流れ、
過去のテーマなどを聞いておくといいでしょう。

とは言え、英語と数学の対策については、
自分でもある程度はできるでしょう。

もう一校、福岡大学医学部と同じ公募推薦入試を行う
東京医科大学の推薦入試の入試要項には、
試験科目として
①小論文(日本語の課題1題、英語の課題1題)
②適性検査
③基礎学力検査(数理的問題)
④面接

※上記の時間割については、当日発表します。
終了時間は午後6時の予定です。
と書かれています。

また、東京医科大学推薦入試
入試要項の「選抜方法」には
「入学者の選抜は高等学校長の推薦書、
調査書、志望の動機書および本学で実施する小論文、
適性検査、基礎学力検査、面接の評価を総合的に判定して
合格者を決定します」となっています。

東京医科大学の推薦入試については、
過去問はおろか、試験時間も配点も試験内容も分からず
受験生としては何をどう準備すればいいのか戸惑うでしょう。

まさか、当日ぶっつけ本番という訳にはいきませんので、
高校や予備校に聞かざるを得ないと思います。

また、オープンキャンパスなどの機会に直接、
聞いてもいいでしょう。

この様に私立医学部推薦入試と一口に言っても、
試験内容がはっきりしている大学もあれば、
そうでもない大学もあります。

自分でやれることは、どんどんやればいいと思います。
何をやっていいか分からないようなことは、
高校や塾・予備校と相談して準備を進めて行けばいいでしょう。

ちなみに東京医科大学推薦入試
基礎学力検査では理科は生物、化学、物理の3科目が
出題されます。

今度の日曜日、19日(日)に福岡校で福岡大学医学部と
愛知医科大学から、それぞれ入試のご担当者をお招きして
入試説明会を行います。私も「私立医学部合格 本当に
必要なこと」というテーマでお話させていただきます。
よろしければ、ご参加下さい。