医学部入試

センター試験1日目を終えて

今日は大学入試センター試験の2日目、
私立医学部受験生にも関係の深い理科と数学です。
昨年のセンター試験では、理科で17年振りの得点調整がありました。
昨年は新課程と旧課程、それぞれの出題があったことが大きく影響しての得点調整でしたが、
今年は大学入試センターとしても昨年の反省があるでしょうから、
科目間の平均点の差は昨年のように大きくはならないのではないでしょうか。

さて、昨日実施された英語ですが、英語の平均点は毎年一定の範囲に収まり、
ブレの少ない科目です。
今年は第5問で新しいタイプの問題が出題されたものの、
平均点は今年もこれまで通り120点前後になるのではないかと思われます。

ここのところ、理系受験生を悩ませてきた国語ですが、
現代文は「やおい」という言葉が注釈付きで出ましたが、
全体としては受験生が戸惑うような問題ではありませんでした。
漢文は、解きにくい問題もあったものの、漢文全体としては昨年並みと
考えて良さそうです。
そして古文ですが、易化と言えそうです。古文が易しくなった分、
国語の平均点は上昇して120点を超えそうです。

ところで、ICプレイヤーの不具合や教室の照明が切れたことで、
36都道府県の253人が試験をやり直したとのことです。
これは受験生の心理状態を考えれば、残念としか言いようがありません。