医学部入試

東北薬科大学で繰り上げ合格

先週の火曜日に引き続き、
今日も東北薬科大学医学部で繰り上げ合格がありました。

この生徒は既に他の医学部に合格していますので、
先ほど杏林大学医学部の繰り上げ合格が回ってきた生徒と
同じように、どちらの医学部に進学するか迷っているようです。

これまで繰り上げ合格が回ってきた2人とも、
東北薬科大学医学部の一般枠での繰り上げ合格でした。
送られてきた入学手続書類によると、
修学資金枠A方式もしくはB方式で繰り上げ合格になる場合は
保証人が必要ですと記載されているようです。
つまり、修学資金枠の方が一般枠より難易度が高いということになります。

以前、このブログで募集定員が45名と少ない一般枠の方が
修学資金枠よりも難易度が高いのではないかとお伝えしましたが
どうやら修学資金枠の方が、国公立大学医学部と併願する受験生が多く、
一般枠よりも狭き門となったようです。

とはいえ、国公立医学部の前期合格発表が先日終わり、
後期合格発表はこれからになりますので、
修学資金枠の繰り上げ合格は今後あると思います。

先週、東北薬科大学の繰り上げ合格が回ってきた生徒は
他の医学部にも合格していましたが、東北薬科大学に進学します。
一期生として新しい歴史を切り拓いていきたいということです。

実はこの生徒は理系学部を卒業した再受験生でした。
最初は学士編入試験を目指して別の予備校に通っていましたが、
なかなか上手くいかなかったため、
一般入試も視野に入れたいと言ってメルリックスに来てくれました。

英語は非常に得意としていましたが、数学がなかなか克服できず、
いつも数学の先生に熱心に質問している姿が印象的でした。
東北に住んでいるご両親も随分と心配されていたようです。
1度、大学を卒業してからの再チャレンジは、
言葉にできない苦労とプレッシャーがあったことと思います。

今回、2校の医学部に合格して東北薬科大学に進学することになり
きっとご家族もホッとしていることでしょう。
これまでの経験を活かして、ぜひ東北医科薬科大学の一期生として
地域医療に貢献する素晴らしい医師になってほしいと思います。