昨日、東京医科大学と日本大学医学部で
繰り上げ合格がありましたが、
昨日の夜には北里大学医学部、
そして今日の午前中に久留米大学医学部でも
繰り上げ合格がありました。

北里大学医学部、久留米大学医学部に
繰り上げ合格になった生徒は、どちらもいわゆる多浪生でした。

北里大学医学部に繰り上げ合格になった生徒は、
今年から生物選択に切り替えました。
これまでずっと勉強してきた物理に見切りをつけ、
生物に転向するというのは勇気がいったと思います。

この生徒はメルリックスの近くのマンションに部屋を借りて、
毎日、朝から晩までずっとメルリックスで勉強していました。
同じクラスで東京慈恵会医科大学に合格した生徒が、
「○○さんの集中力はホントにすごい」と感心するほどでした。
生物のみ個別授業にして、他の科目は集団授業に出ながら
信頼できる生物の先生と二人三脚でゼロから頑張っていました。

来年の入試を目指して、既に勉強を開始していましたが、
昨日の夜7時過ぎに、実家の方に北里大学から
繰り上げ合格の電話がかかってきたそうです。
彼がメルリックスで頑張ってきた姿を見てきただけに
本当に良かったと心から思います。

久留米大学医学部に繰り上げ合格になった生徒は、
毎年どこかの補欠にはなっていましたが、
あと一歩というところで壁を越えられずにいました。

今年、メルリックスに入学した時は
「そんな自分を変えなければ」と相当な決意で来たようです。
予備校時代の友人が以前メルリックスに通っていて、
やはり多浪で合格したこともあり、
ここなら自分も変われるのではないかと思ったようです。

1次合格後の模擬面接でも「学院長がいいです」と私を指名してくれて、
「厳しい質問をお願いします」と必死な態度で臨んでいました。
こちらも多浪生特有の質問でガンガン攻めましたが、
ちゃんとついて来てくれました。

長い冬の時代を乗り越えて、ようやく春を迎えた彼らに
心からおめでとうと言いたいと思います。