医学部入試

医学部の補欠繰り上げ合格

今日は日曜日ですので、さすがに繰り上げ合格の
ご報告はないと思いますが、
明日からはいよいよ3月最終週に入ります。

よく「繰り上げ合格は3月末まで」と言われるのは、
学費の返還期限を3月31日としている大学
ほとんどだからです。
それを過ぎると、たとえ入学を辞退しても
大学に納めた学費は全額返ってきません。
返還期限までに辞退した場合は、
入学金を差し引いた金額が返ってきます。
ただ、大学によってすぐに返還してもらえるところもあれば、
2~3週間かかるところもあり様々です。

明日からはどの大学でも繰り上げ合格
動くと思います。
先週の木曜に追加合格者を出した日本大学医学部
例年通りに行けば、30日(水)か31日(木)あたりに
もう1度、追加合格を出すと思います。
2013年度は4月1日を過ぎても2回、
追加合格者が発表されました。
その場合は事前に繰り上げの意思を確認する電話が
大学からあったようです。

去年は杏林大学医学部、東京女子医科大学、聖マリアンナ医科大学
4月1日を過ぎても繰り上げ合格が動きました。
どの大学も入学式までは、繰り上げ合格を出すところが多いようです。

補欠を持っている皆さんが心配されているのは、
「電話に出られなかった場合、飛ばされるのかどうか」
ということだと思います。
藤田保健衛生大学は万が一、電話が繋がらなかった場合に備えて
補欠候補者の方に「メールアドレスを教えて下さい」と
補欠通知に記載しています。
ただ、メールで繰り上げ合格の連絡をしなければならないケースは
ほとんどないとうかがっています。

もし、見覚えのない電話番号から着信があったら、
その番号にかけ直せば入試の担当者に繋いでもらえます。
本当にギリギリだと、繰り上げの電話をしてきた方が
「これで繋がらなければ飛ばすつもりでした」
とおっしゃる大学もあるようですが、
丸一日、連絡がつかないようなことがなければ、
おそらく大丈夫だと思います。

大学によって、そして担当者によって、
自宅の電話にかけてくるか、携帯電話にかけてくるか、
はっきりとわからないために、
補欠を待っている皆さんは気が気ではないでしょう。
出願書類に書いた電話番号をきちんとチェックして、
万全の体制で待っていて下さい。

ちなみに先週、北里大学医学部の繰り上げ合格が回ってきた生徒は
実家に合格通知と入学手続きの書類が届き、
自分が住んでいる現住所には、電報が届いたそうです。
電報には「入学手続き書類をお送りしました」とあったようです。

皆さんのところに合格の吉報が届くように祈っています。