医学部入試

国際医療福祉大学医学部入試について、目に付いたところを
速報しましたが、少し細かく見ていきましょう。

まず1次試験日ですが、お伝えしたように1月24日(火)になりました。
この日は愛知医科大学の1次試験日で、自治医科大学の2日ある
1次試験日の2日目にもなります。

国際医療福祉大学医学部は「私立医学部で最も学費が安い」を
アピールし、さらに20名の特待生は学費を大学が負担する(返還の必要なし)
特待奨学生制度もあります。

こうなると自治医科大学との受験を迷う医学部受験生もいるかもしれません。
作戦的には自治医科大学と国際医療福祉大学の両方に出願し、
自治医科大学の1日目の学力試験が上手く行かなければ2日目は
棄権して国際医療福祉大学の1次試験を受験するという作戦も考えられます。

自治医科大学以上に影響を受けそうなのが愛知医科大学です。
愛知県や中部地方の医学部受験生は愛知医科大学に迷わず出願すると
思います。しかし、それ以外の受験生がどう動くか注意深く見ていく必要があります。

国際医療福祉大学医学部の試験会場は、成田キャンパス、
大田原キャンパスの他に、東京に渋谷と高田馬場の2会場、
そして大阪、福岡に設けられます。

特に東京、大阪、福岡は愛知医科大学も試験会場を設けており、
この3会場では「直接対決」となります。愛知医科大学も国際医療福祉大学も、
大学キャンパス以外では東京、大阪、福岡の3会場しか地方会場を設定して
いませんので、1次試験日も地方受験会場も重複することになりました。

私立医学部受験生は、国際医療福祉大学医学部と愛知医科大学のどちらの
大学に出願するのか、出願時期までじっくり注視していきます。