医学部入試

近畿大学医学部後期試験の1次試験が、3月8日(水)に
行われます。募集人員は5名と少なく、そのことで尻込みを
してしまう医学部受験生も少なくないと思います。

しかし、見るべきところは募集人員ではなく
合格者数です。昨年の近畿大学医学部後期試験の
正規合格者は8名、繰り上げ合格者は5名で、
総合格者は13名でした。

ここでもう一つ注意しなければならないことがあります。
それは、「近畿大学医学部が言う、繰り上げ合格者数とは
どういう人数なのか」ということです。

私立医学部が言う「繰り上げ合格者数」には、2種類あります。
繰り上げ合格の連絡をした受験生の数を「繰り上げ合格者数」
と言う大学と、繰り上げ合格の連絡をして、尚且つ
入学の意思を表明したので合格通知を送った人数を
「繰り上げ合格者数」と言う大学と、2通りあります。

近畿大学医学部は、公式には言ってくれませんが、
後者の「合格通知を出した人数」で間違いないと思います。
そうすると、実際に繰り上げ合格になった人数は
もっと多いはずです。

募集定員の少なさに目を奪われることなく
近畿大学医学部後期試験にチャレンジしてください。

近畿大学医学部の後期試験の問題は、昨年までの
全学部共通問題から医学部独自問題に変わりますので、
過去問は参考になりません。
また、英語は試験問題が変更になりましたので、
昨年までの前期試験の過去問とも違ってきます。

ただし、試験時間が同じように変更になった
今年の近畿大学医学部前期の問題は参考になります。

試験時間が90分から60分になった、
今年の近畿大学医学部前期の英語は、
大問数は試験時間90分の時と同じでした。
ただ、1つの大問に対しての設問は減っていて、
総設問数は50問から42問に減りました。
一つひとつの設問の難易度は、これまでと変わっていません。
また、長文の長さは前年の4分の3程度に短くなっています。

長文の長さがやや短くなって、全体の設問数も8問
減りましたが、30分の試験時間の短縮に見合うかというと、
そうは思いません。60分に試験時間は30分短縮されましたが、
受験生としては少なくとも70分は欲しいでしょう。

近畿大学医学部後期試験は、昨年までと全く違う
試験になりますので、準備に戸惑うかもしれません。

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2月27日(月)・28日(火)に、
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