医学部入試

東京慈恵会医科大学 合格発表(2017-02-22)

私立医学部で慶應義塾大学医学部に次ぐ入試難易度の
東京慈恵会医科大学の2次試験合格者の発表があり165名の
医学部受験生が東京慈恵会医科大学に合格されました。
このうち5名は東京都地域枠、5名は地域区分入試の合格者でした。

東京慈恵会医科大学は推薦入試やセンター試験利用入試などを
行わず、一回の一般入試で全ての入学者を選抜します。

センター試験利用入試やAO入試など様々な入試を行えば、一つ
ひとつの入試定員は少なくなるので必然的に偏差値で表される
入試難易度は上がります。しかし、東京慈恵会医科大学は募集定員
110名を一般入試だけで募集し、尚かつ最高レベルの入試難易度を
維持しています。

一般的には私立医学部で、偏差値で表される入試難易度が最も
高いのは慶應義塾大学医学部と言われています。
ただ、慶應義塾大学医学部は附属高校からの内部推薦を行って
いますので一般入試の募集定員は68名と少なくなっています。
東京慈恵会医科大学の募集定員は110名ですが、センター試験
利用入試などで定員を分割して一般入試の定員を順天堂大学
医学部一般A入試と同じように60名にすると、入試難易度は
慶應義塾大学医学部とほとんど変わらなくなるようにも思います。
もちろん、これは偏差値で表される入試難易度の話です。

今日の東京慈恵会医科大学の合格発表では218名の補欠者も補欠
付きで発表されました。昨年の東京慈恵会医科大学の最終繰り上げ
順位は151位、一昨年は184位、3年前は152位でした。

昨年の東京慈恵会医科大学の繰り上げ合格で、こちらで確認している
最も早い繰り上げ合格は3月14日でした。未確認ですが3月7日にも
繰り上げ合格は、あったようです。