医学部入試

多浪生が医学部に合格する秘訣(2017-03-27)

昨日、「多浪生が医学部に合格する秘訣は、
いかにフレッシュな気持ちになれるかということ」と
お伝えしました。
今日は、もう少し詳しくお伝えします。

多浪生とは、言葉を換えれば
「長く医学部受験に取り組んでいた受験生」です。
長く医学部合格に向けて勉強を続けてきたのであれば、
様々な問題に触れてきたと思います。
「基本的・標準的なことは大丈夫」という思いも
ありがちです。つまり、「入試レベルの問題が解けないから
合格できない」と考えているのではないでしょうか?

確かに、そういう面もあるでしょう。
しかし、自分では「これは大丈夫」と思っているところが、
本当に「大丈夫」でしょうか?
多浪生の生徒を見ていると、案外、基本的・標準的な
ところで、抜けていることがあると感じます。

これまでも、このブログで何度もお伝えしてきましたが、
「医学部で合格するためには、難しい問題を解くことより、
落としてはいけない問題を確実に点にすることの方が
大切」です。

医学部合格を目指す多浪生の方は、長く受験勉強を
続けてきていますので、どんな問題を見ても、
「これはやった」と思えてしまいがちです。

しかし、本当にその問題が短時間で解けるのかを
確認することも欠かせません。
そこを丁寧にやれるかが、入試の結果を左右します。

そのためには、もう一度フレッシュな気持ちで
受験勉強に取り組むことが大切です。
もう一度、全てをやり直すくらいの気持ちになることが
大切です。

今年の医学部入試では、医学部合格にはまだ少し
足りなかったものがあるのでしょうが、
医学部合格に手が届くところまでは来ているのでは
ないでしょうか?

何年も医学部受験を続けていると、
「もう無理なんじゃないないだろうか」
「これ以上、何をやったらいいのだろうか」
と思えてしまうかもしれません。

でも、最後の詰めが甘かっただけです。
1次試験には合格するのに、2次試験を越えられない
のであれば、1次試験の得点を伸ばすのはもちろんですが、
2次試験の、特に面接を「こんなものだろう」で
終わらせないようにしてください。

多浪生の面接では「なぜ、こんなに浪人が長くなったのか?」
という質問が必ず聞かれます。これに、どう答えるかが
合否を左右すると言ってもいいくらいです。
自分が満足する答ではなく、面接官が満足する答を
準備できれば、何も心配いりません。

もう一度、基本からやり直すくらいの気持ちになって、
前を向いてください。
フレッシュな気持ちでもう一度自分を見直し、
残された少しのピースを埋めてください。
来年はきっと医大生です。

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