兵庫医科大学の入試結果が判明しました。
募集人員約79名の一般入試には、現役生467名を含む
1,973名が出願し、そのうち1,802名が1月20日（水）に行われた
兵庫医科大学一般入試の1次試験を受験しました。

今年度の兵庫医科大学一般入試の1次試験合格者は、
前年より14名多い420名でした。
2014年度、2015年度と、兵庫医科大学の1次試験合格者は
400名を下回っていました。
しかし、昨年度は400名を超え、406名が1次試験に
合格しましたが、今年度の兵庫医科大学の1次試験合格者は
更に増えました。

1次試験合格者のうち、現役生は51名、その他が369名でした。
現役生の1次試験受験者は442名で、1次試験合格者は51名ですから、
現役生の1次試験合格率は11.5％になります。
これに対し、現役生を除いた1次試験合格者は1,360名、
1次試験合格者は369名ですので、1次試験合格率は27.1％になります。

現役1次合格率11.5％、その他1次合格率27.1％。
この数字を見ただけでも、医学部一般入試が現役生にとって
どれほど厳しいかが分かります。

さて、兵庫医科大学一般入試の2次試験ですが、
既に1次試験の際に書いている小論文と、面接の評価を加えて
80名が正規合格となりました。
正規合格者数は例年通りと言っていいでしょう。
現役生の正規合格者は14名で、兵庫医科大学で
正規合格を勝ち取った現役受験生は3.2％でした。

今年度の兵庫医科大学の繰り上げ合格者は86名で、
正規合格者と合わせた総合格者数は166名でした。
昨年の総合格者は168名でしたので、ほぼ同数となりました。

医学部受験生の皆さんに注目してもらいたいのは、
兵庫医科大学の一般入試正規合格者の合格最低点です。

昨年の正規合格者の合格最低点は550点満点で
337.3点でした。また、一昨年は309.5点でした。
得点率で言えば、昨年は61.3％、一昨年は56.3％です。
一昨年は6割を切っても兵庫医科大学に正規合格できました。
昨年も、ほぼ6割で合格でした。

これが、今年度入試では、兵庫医科大学一般入試の
正規合格者の合格最低点は371.5点にまで上昇しました。
昨年に比べ、34.2点もの大幅上昇です。
得点率も昨年の61.3％、一昨年の56.3％から、
67.5％にまで上昇しました。

少し長くなりましたので、兵庫医科大学の合格最低点についての
詳しい話や、推薦入試、センター試験の結果については
次回お伝えいたします。

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