医学部入試

2018年度一般入試で、大阪医科大学の1次試験日が
2週間早くなることになりました。
このことにより北里大学医学部と1次試験日が重なりました。
また、2次試験日は福岡大学医学部一般とセンター試験利用入試、
帝京大学医学部センター試験利用入試の2次試験日と重なりました。

これ以上に注目しなければならないのが、大阪医科大学1次試験の
前日が関西医科大学の1次試験日だということです。

北里大学医学部、福岡大学医学部、帝京大学医学部との
試験日重複の影響も無視できませんが、それ以上に
関西医科大学1次試験と大阪医科大学の1次試験が
2日続きになったことの方に、注意が必要だと考えています。

2日連続の1次試験は私立医学部受験生にとっては
当たり前のことですので、なんの影響もないかもしれません。

しかし、大阪医科大学の受験者層を考えると、多少なりとも
影響が出ることも考えられます。

大阪医科大学は、特に関西の国公立医学部志望者の併願校に
なっています。
国公立医学部志望者は、センター試験前はセンター試験に集中します。
本命が国公立医学部であれば、どうしても私立医学部対策は
後回しになりがちです。

センター試験を終えて、やっと私立医学部対策に手を付けることになります。
これまではセンター試験を終えて、近畿大学医学部、兵庫医科大学、
関西医科大学、大阪医科大学が、ちょうどいい間隔を空けて
1次試験を行っていましたので、過去問を解く時間も確保できました。

ところが、2018年度入試では、関西医科大学と大阪医科大学の
1次試験が続きますので、両校の対策をどう進めるか、
関西の国公立医学部と私立医学部の併願者は悩みそうです。
ひょっとしたら、関西医科大学と大阪医科大学の両方の対策を
やっている時間はないと考える受験生もいるかもしれません。

そうなると、例えばセンター試験を終えて近畿大学医学部を受け、
関西医科大学を飛ばして大阪医科大学を受ける、
という受験生もいそうです。
あるいは、関西医科大学に出願し、大阪医科大学には出願しない、
ということもあるかもしれません。

現時点では、あくまで可能性の話しかできませんが、
今後も受験生の動きを注視して、継続的に動向を分析していきます。

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