国公立大学医学部を受験せず、
私立医学部だけを受験する医学部受験生にとって、
センター試験を「入試直前の最後の模試」
と考えての受験もあり得ると昨日はお伝えしました。

特に、大学入試を経験したことのない現役生は
私立医学部各大学が行う一般入試の前に、
実際の入試の雰囲気に触れておくことは意味のあることだと思います。

さて、私立医学部のセンター試験利用入試に
出願する予定のない私立医学部専願の浪人生にとって、
センター試験の受験は「最後の模試」以上の意味はないのでしょうか？

そんなことはありません。
もう一つ、センター試験の受験を検討する理由があります。
それは他学部との併願です。

医学部受験生の中には
「結果はどうあれ、大学受験は今年で終える」
と考えている方もいるのではないでしょうか。
特に浪人生には「今年が最後の受験」
と考えている方も少なくないかもしれません。

そういった医学部受験生は、医学部だけでなく
他の学部も併願することになるでしょう。
その時に、センター試験を受けることで
他学部のセンター試験利用入試を利用することができます。

私立医学部一般入試は、1月16日(火)の
国際医療福祉大学医学部1次試験から切れ目なく続きます。
ある意味「医学部以外の入試を受けに行っているヒマはない」
といったところです。

こういう状況ですから、医学部以外の学部は
センター試験利用入試を上手に利用することで、
医学部の受験機会を減らさずに済みます。

ただし、私立医学部のセンター試験利用では
2次試験を課す大学もありますので、
そこは注意して下さい。

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