医学部入試

医学部推薦入試、歯学部推薦入試の志望理由(2017-09-29)

医学部の推薦入試も、歯学部の推薦入試も出願時期が迫って
きました。私の手元に医学部や歯学部の推薦入試の出願書類が
回ってきます。出願書類の添削をするためです。特に志望理由を
見てほしいというご依頼が多くあります。

医学部でも歯学部でも志望理由を書く際に、まず注意すべき点は
「入試要項をきちんと読んで、何を書くよう求められているかを
確認してから書く」ということです。

一言で「志望理由」と言っても医学部を志望する理由、歯学部を
志望する理由とその大学を志望する理由と二つあります。
推薦入試の出願書類で求められている志望理由はどちらの志望理由
なのか、両方の志望理由なのかを確認して下さい。
ここが曖昧なまま書いたと思われる出願書類が少なからずあります。

また、志望理由に加えて書いてもらいたいことを指定している大学も
ありますので、そこにも注意して下さい。

話は変わりますが、添削をする際に「一応、高校の先生に見てもらった」
とか「いつも行っている予備校で見てもらった」という志望理由書の
添削はやりにくいものがあります。
直さざるを得なくて直すと、先生が気を悪くして生徒に嫌みの一つでも
言うんじゃないかと余計なことを考えてしまいます。

高校の先生も予備校の先生も医学部入試に必ずしも詳しいわけでは
ありません。他の医学部予備校の小論文の先生に見てもらったという
ものでも「医学部入試のことは、あまり分っていないのではないかな」
と思うこともあります。

一番、こういうことを感じるのは「大学志望理由」のところです。
きっと本人も高校や予備校の先生も、その大学のパンフレット等は
一生懸命読んで書いたのだと思います。

大学のいい点として「早期体験実習」「臓器別教育」
「(PBL)チュートリアル教育」といった言葉が出てきます。大学の
パンフレットに出ていますし、確かに強調されていたりもします。
ここに大きな落とし穴があります。

一つの大学のパンフレット等だけを見ていると分からないのですが
例えば「早期体験実習」ですが、やっていない大学を探すのは
難しいでしょう。「(PBL)チュートリアル教育」や「臓器別教育」も
取り入れている医学部は多くあります。

「なぜ、うちの大学がいいの?」
と聞かれているのに他の大学でも当り前にやっていることを
「この大学のここがいい」
と言っているのです。

これでは大学志望理由としては物足りません。
もし「早期体験実習」について書くのであれば、
「早期体験実習は、どこでもやっているが、この大学の
早期体験実習はここが違う。この点に大きな魅力を感じる。」
といった感じで書いて下さい。

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