昨日「今こそ模試の活用を」というタイトルでこの一年で
受験した模擬試験で「出来なければならなかった問題なのに、
出来なかった問題」をやり直して下さいとお伝えしました。

「どうしてあの問題が解けなかったんだろう」という悔しい
気持ちを実際の医学部入試では二度味わうことのないように
することは医学部入試を戦う上で大切なことです。
答案用紙が回収された後にパッとひらめいても、「時すでに遅し」
です。実際の医学部入試で「あの問題は解けます」は通じません。
答案用紙だけで判断されます。

さて模試の見直しでもう一点、医学部受験生の皆さんにお願いしたいのが
「計算間違いなどのケアレスミスをしてしまった問題の見直し」
です。

医学部入試の本番でケアレスミスほど痛いものは、ありません。
解いて、しっかり点になったはずの問題で点にならなかった
ばかりでなく、そこに使った時間までもが無駄になってしまいます。

模試の見直しで、ケアレスミスをしてしまった問題を集中的に
見直すことで、ミスをした状況と同じ様な状況の時に「待て待て」
と注意することが出来ます。「こんなミスが何度かあった」と分かれば、
同じ様なミスをしないように気を付けることが出来ます。
模擬試験だから痛いミスをしても「やっちゃった」で済ませることも
出来ます。笑い話として友達に話すことも出来ます。
しかし本番の医学部入試では、そうは行きません。本当につまらない
ミスが合否を分けるかもしれません。

信じられないミスを本番の医学部入試で繰り返さないために、
ぜひこれまで受験した模試をしっかりと見直しして下さい。

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