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医学部入試はメンタルも重要です(2018-1-5)

センター試験まで、あと1週間となりました。
私立医学部一般入試のスタートまでは10日です。
医学部受験生の皆さんが最も精神的に揺れ動く時期です。
コップの半分に入っている水を見て「もう半分しか無い」と考えるのか、
「まだ半分残っている」と考えるかで、気持ちも違うと思います。

メルリックス学院では、資格を持ったトータルアドバイザー、
そして担任、副担任が直接的に生徒のメンタル面も支えていきます。
そのトータルアドバイザーが、生徒のために
「受験に『勝つ』ためのメンタルを作る~合格のために
必要なメンタルトレーニング」という小冊子を作って、
生徒達がいつでも持っていけるように、受付カウンターに置いてくれています。

トータルアドバイザーの許可がもらえましたので、
今日はその小冊子の中から、この時期の医学部受験生の皆さんに
役立ちそうな一節を紹介します。

以下は、小冊子の第4章「不安や恐れとどう向き合うか」
の一部です。

 ところで、不安になるというのは本当に悪いことなのでしょうか。
確かに不安のあまり、夜に眠れなくなったり、入試本番で
実力を出せなかったりするのは良くないことでしょう。
 けれど、不安そのものが別に悪いわけではなく、不安があるからこそ、
「もっとやらなければいけない」と勉強に向かうことができるとも言えます。
 つまり、不安があることは悪いことではないけれど、それが目的を達成する
妨げになる場合のみ、対処が必要になるということです。

 もう一つ、忘れてはいけないことがあります。

 それは、不安は「目的を達成したいという欲望」に比例して
大きくなるということです。
 医学部にどうしても合格したいと思えば思うほど、その強さに比例して
不安は大きくなっていきます。
 例えば、絶対に達成不可能だとわかっているけれど、
もしそうなったら嬉しいなということを思い浮かべてください。
 「オリンピックに出たい」でもいいし、「好きな芸能人とつき合いたい」
でもかまいません。
 それらを思い浮かべた時に、あなたは不安を感じるでしょうか。

 最初から無理だとわかっていることに対して、
人は不安や恐れを感じることはありません。
 達成する可能性があるからこそ、そして達成したいという
強い気持ちがあるからこそ、大きな不安が生まれるのです。
 強い不安や恐れは、「受験に合格したい」という強い気持ちの裏返しです。

この文章にあるように、不安があることは合格への強い気持ちが
あるからこそです。不安を感じた時、それを聞いてもらったり
共有できる仲間がいれば心強いでしょう。
同じ医学部を目指すクラスの仲間とは、お互いに最も共感できる
間柄だと思います。医学部入試は団体戦という側面もありますので、
1日の中で多少は友人との会話もあった方がいいでしょう。

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