こんばんは。
メルリックス学院のトータルアドバイザー鈴村です。
明日は3校の私立医学部の1次試験が行われます。
埼玉医科大学医学部、近畿大学医学部、川崎医科
大学医学部です。
メルリックスの生徒達も明日はそれぞれ3つの
大学に分かれて受けに行くことになります。
ざっくり言うと、3浪までの生徒は埼玉医科大学、
4浪以上や再受験の生徒は近畿大学、そして人数
としては川崎医科大学を受験する生徒が最も少な
いでしょう。ただし、川崎医科大学の試験会場で
ある岡山に近い福岡校の生徒は、今年も多くが
受験すると思います。
埼玉医科大学は英語150点、数学100点、理科
2科目200点と英語偏重の配点です。そして、
1次試験で行われる小論文にも50点の配点が
あります。
英語は大問1のみ文法・語法問題で、後の7問は
すべて読解問題です。これを80分で解かなければ
なりません。普通に読んで解いていては間に合い
ませんので、全部読まなくても解くテクニックが
必要になります。
メルリックスの生徒達は長文読解の授業で速読の
トレーニングを嫌というほど積んでいますので、
生徒と受験校を決める時も「埼玉は英語の配点が
高くて問題量が多いから…」と尻込みすることは
ほとんどありません。よっぽど英語が苦手な生徒
であれば、英語の先生と相談するように言いますが、
多くの場合は、他の科目も含めて受けるかどうかを
決めます。
ちなみに埼玉医科大学一般前期のここ4年間の
1次試験の合格最低点は500点満点中300点前後と
約6割です。ただし、この500点には1次試験で
課される小論文の点数も含まれているので
注意が必要です。
近畿大学一般前期の志願者数は、昨年より105名
減って1,645名となりました。募集人員が65名
なので、志願倍率は25.3倍です。
近畿大学の一般前期は、昨年から英語100点、
数学100点、理科2科目200点と配点がフラット
になり、そのことが関係しているのかどうかは
わかりませんが、昨年は正規合格者151名のうち、
募集人員ぴったりの65名が入学し、繰上合格者
は0名でした。
昨年の近畿大学一般前期の合格最低点は、400点
満点中217点、54.3％です。もっとも、近畿大学
の2次試験の内容を考えると、2次合格のためには
もっと点数を取る必要があると思われます。
川崎医科大学の昨年の1次合格最低点は350点満点中
222.5点です。川崎医科大学は2次試験日が
2日間に分かれていますが、受験番号順に2次試験
の面接を振り分けるので、1日目にしたい人は早く
出願し、2日目にしたい人は締切が迫ってから
出願するようメルリックスでは指導しています。
2日目の2次試験日を狙って、出願締切ギリギリに
書類を送った生徒の受験番号が、思ったより
早かったので、「今年は志願者少ないのかな？」
という話になりました。川崎医科大学は毎年1次
試験当日に、地元の新聞で受験者数が報道されるので、
明日には把握できると思います。
→明日の受験者番号が貼り出されていたため、
志願者数が判明しました。1,464名と昨年より
119名減です。
さて、今日15時に国際医療福祉大学医学部の
1次試験の合格発表がありました。
国際医療福祉大学は、受験生各自がWebで合否を
確認する方式なので、正確な1次合格者数は不明
ですが、メルリックスからも何名かが合格しています。
国際医療福祉大学の2次試験は30分の個人面接が
2回行われます。面接官は時間をかけてじっくりと
受験生を見極めようとしてきます。
出願の際に、かなりしっかりした志望理由書と経歴書
を書かされるのですが、それをもとにした医師志望
理由や本学志望理由など、オーソドックスな内容を
聞かれる1回目の面接と、社会問題や医療問題を
聞かれる2回目の面接では内容が全く異なります。
特に2回目の面接では、付け焼き刃ではない自分の
意見が求められます。これから1次試験の合間を縫って、
生徒達と面接の練習をします。
外部の方にも、30分の模擬面接を無料で行って
おります。希望される方は、よろしければお電話で
お申し込みください。
フリーダイヤル 0120-142-760
田尻学院長からのメールが日に日に長くなって、
順調に快復していることを感じます。もうすぐ
退院の日も近そうです。
（写真は川崎医科大学の本学受験会場です）
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