医学部入試

昭和大学医学部の得点調整(2018-01-27)

こんにちは。
メルリックス学院トータルアドバイザーの鈴村です。
1月26日(金)に行われた昭和大学医学部選抜I期
1次試験は、1月31日(水)に合格発表があります。
昨年は612名が1次合格しました。
このところ1次試験合格者数は約600名で大きな
変化はありません。

今年の志願者は3,490名なので、仮に600名が1次合格
したとすると、1次志願倍率は5.8倍になります。

さて、メルリックスの生徒から「昭和は得点調整
ありますか?」と聞かれました。
どうやら物理選択者と生物選択者で有利・不利が
出たのではないかと気にしているようです。

結論から言うと、昭和大学医学部は科目ごとの得点
調整は行っていません。昨年の入試説明会でスタッフ
が質問しましたが「行いません」という回答でした。
多くの私立医学部では「平均点の点差がよっぽど
開いた場合は行います」という方針ですが、昭和大学
医学部、そして東邦大学医学部、福岡大学医学部からは
「得点調整はしない」という回答をいただいています。

多くの受験生は理科で化学と、物理もしくは生物を
選択しているので、この場合の得点調整とは、理科の
ことを指していると考えていいでしょう。

ちなみに、東邦大学医学部は科目ごとに「基準点」を
設けています。入試ご担当者の回答によると「約50%
得点できていない科目があると、1次合格は厳しい」
とのことなので、各科目とも満点の約半分が「基準点」
と考えていいでしょう。

さて、今日で3日目の1次試験が終了した帝京大学医学部
は、英語以外の科目は、試験日ごと/科目ごとに受験者
平均点を出して、得点調整を行っています。
1日目で記述量が増加した英語は、2日目でいつもの
出題形式に戻りました。並べ替え問題が復活したりと、
今年も試験日によって問題の難易度には差があった
ようです。
帝京大学医学部1次試験の合格発表は、明日11時です。


(先日行われた昭和大学医学部1次試験の福岡会場の画像です)

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