医学部入試

近畿大学医学部のC方式前期・中期の合格発表がありました(2018-02-24)

こんにちは。
トータルアドバイザーの鈴村です。

本日10時、近畿大学医学部のC方式前期・
C方式中期の2次試験合格発表がありました。
C方式前期20名、C方式中期15名が正規合格
されました。

C方式とは、近畿大学の入試区分のひとつで、
センター試験利用入試を意味します。一般入試
は一般入試・前期(A日程とB日程がある)
または一般入試・後期と呼ばれ、医学部には
ありませんが、PC方式と呼ばれる、大学独自
の試験とセンター試験の合算で判定する
「プラスセンター方式」もあります。

C方式前期の正規合格者は昨年の31名から
11名減り、C方式中期の正規合格者は昨年の
15名から2名増えました。先日、合格発表の
あった一般入試・前期の正規合格者も125名
と昨年より26名減っており、繰り上げ合格
0名だった昨年を見越して、大学も正規合格者
数に慎重になっていることがうかがえます。

残る近畿大学医学部の入試は、2月27日に
1次試験が行われる一般入試・後期と、C方式
後期の2つです。この2つはいずれも1次
試験合格者に対して、3月14日に2次試験を
行います。2次試験は小論文と面接です。

一般入試・後期は、昨年から医学部独自の問題
になりました。大学が公表されている合格最低
点を見る場合は、2017年度と2016年度より前
で、出題傾向がガラリと変わっていることを頭
に入れておく必要があります。ちなみに、昨年
の一般入試・後期の1次合格最低点は271点
(67.8%)です。1次合格者5名がそのまま正規合
格となりましたので、271点が最終合格者の
合格最低点でもあります。

昨年は試験日程が遅く、3月19日に2次試験
を行い、正規合格者の手続き締切日が3月27日
とギリギリだった一般入試・後期ですが、今年
は2次試験日が5日ほど前倒しになっています。
それでも手続き締切日は3月26日と、3月末
ギリギリであることは変わりません。

日程のこともあり、昨年は一般後期から繰り上げ
合格を出すつもりがなかったのか、1次合格5名、
2次合格も5名でしたが、昨年の実質倍率162.6倍
に怖れをなしたのか、今年の一般後期の志願者は
672名と昨年の931名より251名も減らしています。

受験生は「難しそう」「手が出なさそう」な入試には
本当に敏感に反応します。おそらくは約60,000円
という受験料を無駄にしたくないという気持ちが
あるのでしょうが、今年の近畿大学一般後期は、
出願している皆さんにとっては、志願者減は追い風
になると思います。(スキーのジャンプは、追い風が
むしろ不利になるのですが、ここでは陸上短距離の
「追い風参考記録」をイメージしてください)

さて、今日は朝からメルリックスの日本医科大学
後期対策講座が始まっています。席を増設するか
最後まで迷いましたが、普段は選抜コースの授業
を行っている17名教室で実施することにしました。

3月1日から始まる昭和大学医学部II期対策講座
は、当初予定していた定員を越えましたので、ク
ラスを増設して対応させていただきます。お申し
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