医学部入試

アスリートから何を学ぶのか。(2018-03-04)

学院長の田尻です。

平昌オリンピックも終わり間もなくパラリンピックが始まります。
平昌オリンピックでは日本の選手たちが頑張り、
過去最高の13個のメダルを獲得しました。
医学部受験生の皆さんがオリンピックに出場したアスリートから
学ぶべきことは何でしょうか?

本番にピークを合わせる。
強靭なメンタルを養う。
いろいろあると思いますが、私が医学部受験生の皆さんに
一番見てもらいたいと思うのは
「地道な基礎体力の強化に手を抜かない。」という点です。

スケートの500mで金メダルを取った小平奈緒選手が
一本刀のゲタでトレーニングする映像はよく流れていました。
スケートに必要な体幹を鍛えるトレーニングだそうです。
パシュートの金メダルチームは一番きつかったトレーニングとして
「夏のランニング」を挙げていました。

私達はオリンピックで活躍している姿しか見ていませんが、
彼らはオリンピックの舞台に立つ前に地道な基礎トレーニングを続けていました。
冬の競技だから冬だけトレーニングをするというわけではありません。
試合で最高のパフォーマンスを発揮するために1年を通じて足腰を鍛えていました。

医学部受験生の皆さんも入試問題を解くための基礎体力づくりを
きちんとやり抜いて欲しいと思います。
最終的には入試問題を解くことが目標になりますが、
そこにたどり着くために欠かせない基本の修得を飛ばすことはできません。

来年の入試を目指すのであれば、この時期は思い切って基本に戻れる時期です。
英文法を本当に理解できているか、公式が抜けていないか、
オリンピアンも地道なトレーニングを続けたからこそ
オリンピックで華麗な技を披露できたのです。
「基本をやり抜く」ことをアスリートから学んでください。

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