医学部入試

英検は取得しておくべきか?(2018-04-03)

学院長の田尻です。

2021年1月からセンター試験に代わって実施される新テスト
「大学入学共通テスト」の英語では、読む・書く・聞く・話すの
4技能を計るために民間の英語資格・検定試験を活用することが
決まっています。そして先日、大学入試センターから新テストで
活用する民間の英語テストが発表されました。

新テストで合否判定に活用する民間の英語テストとして8種類の
英語資格・検定試験が発表されました。TOEFLやTOEICなどの
8種類のテストの中に受験生に最も馴染みが深いと思われる「英検」も
入っています。

2021年の新テストに向けて、高校3年生や2年生が今から英検のための
準備をする必要があるかと言えば、慌てる必要はないと思います。
英検を含む8種類の英語テストでは「話す」ことも求められますが
現在の医学部入試では「話す」ことは一部の面接を除き、基本的に
求められません。

英検の準備をするということは入試では求められない「話す」の
準備までするということになります。そうであれば、慌てて英検を
受ける必要は無いと思います。特に私立医学部志望者は、新テスト
実施後もこの新テストを必要としない可能性も高く、英検やTOEFLなどの
受験は、少なくとも今は考える必要はないでしょう。

では私立医学部入試で、センター試験に代わる大学入学共通テストの
ように英語の民間試験が活用されることは無いのでしょうか?

医学部受験生の皆さんも、あまりご存知ないかもしれませんが、
既に英語の民間試験を活用している医学部入試もあります。
また、来年度入試から活用を始める医学部もあります。

明日は、このあたりをお伝えし、私立医学部受験生が英検を受験すべきかに
ついて考えていきます。

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